西谷に小村という場所がありまして
そちらのお姉さんたちからうかがったお話
四国八十八か所は大変有名ですね
それにあやかったのか
明治41年に小村の人々を中心とした信仰あつい人たちが
お大師山の岩陰や岩の上などに八十八体のお地蔵様を祀ったとのこと
そして順々にお詣りしながら頂上へ登っていったそうです
ちょうど近くから始まっているとのことでしたので
行ってみました
場所は通称小村グランド
見えている山がお大師山と呼んでいる山
ししまるの奥に建物がみえていますがその裏手に
ほこらがみえます
お地蔵様が鎮座されています
お姉さんたちの話だと山頂まで向かう道はもう杉やひのきがいっぱいで
ヤブ道になっていて行けないだろうとのことでした
祠の上を少し歩いてみましたが
地面は杉の落ち葉や枝で全く見えなくて
ちょっと自信がないため断念しました
このあと小村の方が通りかかったので少しお話をうかがいました
写真のお地蔵様にはお盆のころの1か月間はみなさんが順繰りにお供えされると話しておりました
そして懐かしそうにお大師山を指さしながら
「あそこは~~だったのよ」とか
旧暦の三月二十一日は縁日が出たのよとか
別のお地蔵様への行き方とか教えていただきました
人が少なくなってお祭りなどできなくなったのは確かですが
それ以外にもみえないものへの畏敬の念が薄れていってるのかな?
とも感じたりします
小村グランドにはトイレもありますしほっと一息つける場所でもあります
休憩で立ち寄られた際はぜひ足をのばしてお地蔵様にご挨拶してみてはいかがでしょうか