10月23日、新日本プロレス社長の

棚橋弘至選手が記者会見を開いた。

 

「リング上とバックステージコメントでは、

十分な説明が出来ませんでしたので」、

改めて、引退を決めた経緯や心境、

「2026年の1・4東京ドーム」というゴールに向けて

どんな引退ロードを歩むのかについて、説明をした。

 

この丁寧さと配慮は、

「情報は一度、二度発信しただけは伝わらない。

何度でも、繰り返し、丁寧に説明する」ことを信条に、

新日本プロレスのプロモーション活動をしてきた

棚橋社長らしい心遣いだと感じた。

 

「バトルニュース」に会見全文が載ってました。

仕事の速さが素晴らしい↓

 

 

 

 

 

このブログで触れた通り、

引退を決めた理由としては

「ヒザの状態」と「腹筋」。


棚橋弘至ウォッチャーとしては、

読みが当たったわけですが。

ヒザが悪いことは2014年辺りから

知っていたので、

今まで、よく闘い続けてきましたね、と。

「疲れたことのない漢」なので、

まだお疲れさまでしたは言わないですが。


 ↓





もし、社長業を兼務せず、

現役レスラーに専念していたら、

選手寿命はまだまだ伸びたはず。

 

それをせずに自らの「責務」、

社長業と向き合いつつ、

「トップ(IWGP世界ヘビー級王座)を

目指さなくなった時が引退の時」という

己の信条に従い、リングを降りる決断をした。

 

 

新日本プロレスに殉じた

棚橋さんらしい選択、

棚橋さんらしい生き方だ、と思いました。

 

それは「引退ロード」の構想にも表れていました。

 

「所属選手全員とのシングルマッチ」

ですよ!!

 

この意味、分かりますか?

 

タッグマッチや

6人タッグマッチではなく、

シングルで、1対1の勝負をして、

全国のファンに「棚橋弘至」の勇姿を刻みつけつつ、

 

同時に「棚橋弘至・引退ロード」

というヒノキ舞台に

所属選手全員を上げることで、

ヤングライオンや先輩たちにも

スポットライトを当てよう、

というのです。

 

シングルマッチが増えれば、

棚橋さんの負担は大きい。

古傷の痛みや肉体へのダメージも

増えるのは必至ですが、

そんなことも厭わず

「所属選手全員とのシングルマッチ」

という

「ひとりG1クライマックス」を

やってやる、とぶち上げる辺りが

「らしい」と思います。

 

 

で、来年、2025年の

1・4東京ドームでは

EVIL(イービル)と激突、と。

 

 

EVILは、去り行く棚橋さんと対峙した時、

「EVILらしさ」を貫けるのだろうか?

 

私の脳裏には

「思わず涙ぐんでしまうEVIL」が

浮かぶのだけれど……。

 


棚橋さんの引退ロードに注目です!!