行動経済学の本を読み始めたのは、ナッジということばを耳にしたことがきっかけです。

「ナッジnudge」とは、英語で「注意を引くために肘で人を軽く押す」という意味だそうです。

行動経済学では、個人の行動や選択の自由を阻害せずに、よりよい結果に誘導することだそうです。

そして、大きなお金をかけないようにすることも重要だそうです。

例えば、かつてレジ袋は、いらないと支払額が２円とか３円安くなっていましたが、最近はレジ袋が必要だとお金を支払うようになっています。

このことで、レジ袋が少なくなったようです。

これが、レジ袋を100円とかにすると罰則のようになってしまいます。

これだとナッジとはいわないそうです。

お店などで、果物などを目につきやすいところにおくことはナッジですが、ジャンクフードを置くことを禁止するとナッジではないそうです。

初期の設定を変えることも効果があるそうです。

例えば、男性の育児休暇取得はあまり進んでいませんが、育児休業の取得は通常は本人の申請が必要です。

これを、育児休業を取得しない場合は申し出るという方法に変えたら育児休業の取得が増えたそうです。

少しナッジの使い方を勉強してみたいと思います。