1日1ドル生活(最終回)
前回宣言した1日1ドル生活の結果について書きたいと思います。
結論から言うと、2つの出来事により失敗に終わりました。。
1つは、ある日、業務で都市部に出てきてたのですが、その帰り、時間が遅くなってしまって家に帰る手段がなくなってしまいました。
さすがに1ドルでは、どんな安宿にも泊まることは不可能。
日本にいたとき、昔JR京都駅で野宿をしたことが1度だけありますが、さすがにマラウイでは無理。
自分の身に何かあったら関係者に多大な迷惑がかかるのでお金を払って車を手配し自宅に帰りました。
もう1つは、体調不良。
初めに熱が出て、それから酷い下痢。
4年前の赤痢を思い出させるほどの酷さで、2日間水しか口にできませんでした。
きっと食生活レベルが下がって体力が弱まっていたところに何かの菌が入ったんでしょう。
マラリアのときもそうでしたが、重病になったらそれもまた関係者に迷惑をかけてしまいます。
立場上、健康に十分気をつかうのも義務と捉えて、食生活はやはり今まで通りに戻しました。
この2つの出来事によって、1日1ドル生活は失敗。
偉そうに宣言しておいてこの結果は恥としか言いようがありませんが、後悔はありません。
やってみてよかったと思っています。
と、いうのもこの2つの出来事があったからこそ、
いざというときの備えが決定的な違いだということに気づくことができました。
以前、同様に帰りの手段がなくなったマラウイアンから話を聞き、歩いて30キロ以上の道を8時間かけて家に帰ったそうです。道中に街頭1つもない真っ暗闇を夕方歩き始めて家についたのは夜中の3時。
お金がないのだから、どんなに辛くてもそれしか方法がない。
実際の話、村人の多くは自給自足生活なので1日1ドルという統計以上の生活は送ってるんですよ。
しかし万が一の事態に対する備え、いわば自分の中にセーフティネットがあるかないか。この心のあり方の違いはやはりどうやっても埋められないギャップ。
前回自ら問いかけた、貧困とは何か?という質問。
僕なりの答えとしては、「貧困とは、セーフティネットがないこと。」
この答えが妥当かどうか、正しいかどうかは問題ではありません。
重要なのは自ら設定した問題に対して、自らの体験を通じて自分なりの答えを導いたこと。
世の中で本当に価値がある学びって、そういうことなんじゃないかと思います。
そしてもう少しつっ込めば、こういう国でのセーフティネットの役割を果たすのは、コミュニティであり家族間のつながりなんだと思います。
自分個人には備えがない、政府からのサポートも期待できない、そんな中で唯一の頼みの綱がコミュニティ内の助け合い。
だから途上国では家族・親族の結びつきが特に強く、濃密な人間関係が見られるのではないかと。
ウラを返せば、親族を大切にするのは万が一の際の頼り先としての選択肢を確保しておきたいから、、というのは少し疑いが過ぎる見方でしょうか。。
結果として完遂できませんでしたが、この生活を実行中はけっこう楽しかったです。
石鹸代を節約するために、同じ服を何日も着ました。
風呂も3日に1回くらいしか入りませんでした。(マラウイアンはけっこう毎日入ってますが…笑)
タダ飯を狙って無駄に他人を訪問するなど、卑しい行為もしました。笑(訪問者が来ると必ず何か食べ物を振舞うのがこちらの文化)
電話代を節約するため、他の日本人と一緒にいるときは、電話を借りたりしました。。
この生活を日本でしたらきっとすぐ友達を失くすと思います。笑
1ヶ月間を目標にしていたので予定より短い期間になってしまいましたが、1日1ドルの目標を毎日クリアしていくのはちょっとした喜びでもありました。
どうやらストイックな戒律を作って自らそれに縛られるのが嫌いではないみたいなんですよね。。
とにかく、今回で当ブログは終了したいと思います。
素直な感想としては、よく2年間続いたなぁと。
反省点は、たまに不満などを書いてしまったこと。
ネガティブな感情は自分の中でコントロールして、もっと楽しいことや嬉しかったことでいっぱいな内容にすればよかったと思っています。
ただ、愚痴や不満は実生活で口には出したくないと決めていたので、はけ口として利用することはありました。
そして読み返してみると、案外つまらないことに腹を立てたり悔しがったりしていることがわかり、自分の器の小ささを確認するいい機会にもなりました。
この2年間で得た経験が日本に帰って役に立つのかどうかは分かりません。
しかしスティーブ・ジョブスは自身のスピーチでこう言います。
人は先を見て「点をつなげる」ことはできません。
できるのは、過去を振り返って「点をつなげる」ことだけなのです。
だから将来その点がつながることを信じなくてはならない。
点がつながって道となると信じることで心に確信を持てるのです。
たとえ人と違う道を歩むことになっても、信じることですべてのことは間違いなく変わるのです。
僕も、この先いつかマラウイでの2年間の経験が何かとつながって道となることを信じて、筆を置きたいと思います。
アメブロのカウントによると、毎日平均30~40、多い日は100近くアクセスほどがあったそうで(このカウンター事実か??)、新しく訪れて頂いた方、継続して読んでくれていた方、本当に今までありがとうございました。
結論から言うと、2つの出来事により失敗に終わりました。。
1つは、ある日、業務で都市部に出てきてたのですが、その帰り、時間が遅くなってしまって家に帰る手段がなくなってしまいました。
さすがに1ドルでは、どんな安宿にも泊まることは不可能。
日本にいたとき、昔JR京都駅で野宿をしたことが1度だけありますが、さすがにマラウイでは無理。
自分の身に何かあったら関係者に多大な迷惑がかかるのでお金を払って車を手配し自宅に帰りました。
もう1つは、体調不良。
初めに熱が出て、それから酷い下痢。
4年前の赤痢を思い出させるほどの酷さで、2日間水しか口にできませんでした。
きっと食生活レベルが下がって体力が弱まっていたところに何かの菌が入ったんでしょう。
マラリアのときもそうでしたが、重病になったらそれもまた関係者に迷惑をかけてしまいます。
立場上、健康に十分気をつかうのも義務と捉えて、食生活はやはり今まで通りに戻しました。
この2つの出来事によって、1日1ドル生活は失敗。
偉そうに宣言しておいてこの結果は恥としか言いようがありませんが、後悔はありません。
やってみてよかったと思っています。
と、いうのもこの2つの出来事があったからこそ、
いざというときの備えが決定的な違いだということに気づくことができました。
以前、同様に帰りの手段がなくなったマラウイアンから話を聞き、歩いて30キロ以上の道を8時間かけて家に帰ったそうです。道中に街頭1つもない真っ暗闇を夕方歩き始めて家についたのは夜中の3時。
お金がないのだから、どんなに辛くてもそれしか方法がない。
実際の話、村人の多くは自給自足生活なので1日1ドルという統計以上の生活は送ってるんですよ。
しかし万が一の事態に対する備え、いわば自分の中にセーフティネットがあるかないか。この心のあり方の違いはやはりどうやっても埋められないギャップ。
前回自ら問いかけた、貧困とは何か?という質問。
僕なりの答えとしては、「貧困とは、セーフティネットがないこと。」
この答えが妥当かどうか、正しいかどうかは問題ではありません。
重要なのは自ら設定した問題に対して、自らの体験を通じて自分なりの答えを導いたこと。
世の中で本当に価値がある学びって、そういうことなんじゃないかと思います。
そしてもう少しつっ込めば、こういう国でのセーフティネットの役割を果たすのは、コミュニティであり家族間のつながりなんだと思います。
自分個人には備えがない、政府からのサポートも期待できない、そんな中で唯一の頼みの綱がコミュニティ内の助け合い。
だから途上国では家族・親族の結びつきが特に強く、濃密な人間関係が見られるのではないかと。
ウラを返せば、親族を大切にするのは万が一の際の頼り先としての選択肢を確保しておきたいから、、というのは少し疑いが過ぎる見方でしょうか。。
結果として完遂できませんでしたが、この生活を実行中はけっこう楽しかったです。
石鹸代を節約するために、同じ服を何日も着ました。
風呂も3日に1回くらいしか入りませんでした。(マラウイアンはけっこう毎日入ってますが…笑)
タダ飯を狙って無駄に他人を訪問するなど、卑しい行為もしました。笑(訪問者が来ると必ず何か食べ物を振舞うのがこちらの文化)
電話代を節約するため、他の日本人と一緒にいるときは、電話を借りたりしました。。
この生活を日本でしたらきっとすぐ友達を失くすと思います。笑
1ヶ月間を目標にしていたので予定より短い期間になってしまいましたが、1日1ドルの目標を毎日クリアしていくのはちょっとした喜びでもありました。
どうやらストイックな戒律を作って自らそれに縛られるのが嫌いではないみたいなんですよね。。
とにかく、今回で当ブログは終了したいと思います。
素直な感想としては、よく2年間続いたなぁと。
反省点は、たまに不満などを書いてしまったこと。
ネガティブな感情は自分の中でコントロールして、もっと楽しいことや嬉しかったことでいっぱいな内容にすればよかったと思っています。
ただ、愚痴や不満は実生活で口には出したくないと決めていたので、はけ口として利用することはありました。
そして読み返してみると、案外つまらないことに腹を立てたり悔しがったりしていることがわかり、自分の器の小ささを確認するいい機会にもなりました。
この2年間で得た経験が日本に帰って役に立つのかどうかは分かりません。
しかしスティーブ・ジョブスは自身のスピーチでこう言います。
人は先を見て「点をつなげる」ことはできません。
できるのは、過去を振り返って「点をつなげる」ことだけなのです。
だから将来その点がつながることを信じなくてはならない。
点がつながって道となると信じることで心に確信を持てるのです。
たとえ人と違う道を歩むことになっても、信じることですべてのことは間違いなく変わるのです。
僕も、この先いつかマラウイでの2年間の経験が何かとつながって道となることを信じて、筆を置きたいと思います。
アメブロのカウントによると、毎日平均30~40、多い日は100近くアクセスほどがあったそうで(このカウンター事実か??)、新しく訪れて頂いた方、継続して読んでくれていた方、本当に今までありがとうございました。
1日1ドル生活(ラスト2回)
前回書いたHBCトレーニングは、機材トラブルでプロジェクターもPCも使えなくなってしまいましたが、一応予定通りプログラムを消化しています。
そして自分の任地での生活のために残された時間は約1ヶ月。
今思うことは、ただ1つ。
悔いを残したくない。
だって、こんな特殊な2年間はもう二度とないだろうと思うので。
そこで、やり残したことといえば、頭に浮かぶのが2つ。
1つはキリマンジャロ登山。
キリマンジャロはマラウイではありませんが、、、ずっと念願だったキリマンジャロ登山は諸事情により断念しました。
正直言って、キリマンジャロという言葉は僕の前では禁句にしてほしいくらい複雑な気持ちで、まだ整理がついていません。
この悔しさは数年間は消えないでしょうが、一言で片付けるなら、縁がなかったのかなと。
まぁ人生、そういうこともありますよね。。。
というわけで、2つ目を断行することにしました。
それは、タイトル通り、「1日1ドル生活」
この記事を自分のPCで書いているのは8月頭なので、アップした頃にはもうとっくに始めていることになります。
実際、これは過去の先輩隊員が実践した試みでもあります。
一度しか会ったことありませんが、僕がひそかに尊敬する数少ない協力隊員の一人です。
ずっと僕もやってみたいと思っていました。
1日1ドルの生活レベルとは、
日本円に直すと1日に使えるお金は80円。
月換算で2400円。
日本で月2400円で生活している人に僕は出会ったことはありません。
10倍の24000円で生活している人ですらかなり少ない割合だと思います。
でも世界には1日1ドル生活をしている人々は10億人といると言われています。
この事実を知っている日本人は多くても、この現実を経験した日本人はそう多くはないのではないかと。
ただ知っていることと、実際に体験したことでは、きっと見える風景が違うはず。
僕も日本では到底できません。
だからやるなら今しかない。
日本の人々が、マラウイにいる日本人協力隊員の暮らしぶりを見たら、「うわー過酷だなー」って思うかもしれません。
しかし僕らの生活レベルは現地の人から比べたらはるかに恵まれています。
そんな特権的な生活をしていて、現地の人の目線が理解できるのか?
そんなんで、貧困を理解できるのか?
なんか、ずっと疑問を感じていました。
だから、残りの1ヶ月くらい、現地の人と極力同じレベルの暮らしをしてみようと。
遅すぎやろってツッコミはごもっとも。
1ヶ月じゃ何も分からないやろってツッコミもごもっとも。
その生活が1ヶ月で終われるのか、それが一生続くのか、この違いは途方もなく大きい。
しかし、やらないよりかはやってみたほうがいい。
隊員に支給されている生活費を基準に考えると、
だいたい生活レベルを10分の1に落とす感覚です。
もはや卵1個ですらちょっとしたご馳走です。
パンなど憧れの的です。
そもそもの目的としては、
1.現地の人々の生活レベルを肌で感じてみたい
2.自分がそんな状況をどう感じるかを試したい
の2点。
そこで、金銭面以外でも生活水準を合わせるため、業務に支障が出ないよういくつか僕なりのルールを定めました。
・お米、パスタは食べず、毎日現地食を食べる
・バイクは使わない
・電気は、業務で必要なPC作業以外は使わない
・公式な業務で移動する際の交通費は、除外
・業務上必要な電話代は除外
・他人からのご馳走やサポートを受けるのは大歓迎(笑)
(自分以外の力に依存するというメンタリティーもここではありふれたもの)
一言で言うと、「業務に支障が出る場合を除き、極力現地レベルの生活を試みる」です。
1日1ドルの貧困レベルとは何なのか、その一端だけでもこの目で見てやろうと思います。
そして、タイトルにラスト2回と書きました。
9月頭頃に、この1日1ドル生活の結果をアップして、約2年間続けてきた当ブログは終了したいと思います。
少し早い終了ですが、
その理由は自分の胸の奥にこっそりにしまっておこうと思います。
というか、業務に必要なPC作業以外では電気を使わないというルールを自分で作ってしまったので、ブログを書くための電気が使えないということに後から自分で気づきました…。
まぁ99%のマラウイ人はブログなんて書かないし、それもいいでしょう。
実は、まだまだ書きたいネタがいっぱいあります。
しかしそれは帰国後に自らの口で語れればと。
次回、あえなく1日1ドル生活を断念した、なんてカッコ悪い報告にならないように頑張りたいと思います。
そして自分の任地での生活のために残された時間は約1ヶ月。
今思うことは、ただ1つ。
悔いを残したくない。
だって、こんな特殊な2年間はもう二度とないだろうと思うので。
そこで、やり残したことといえば、頭に浮かぶのが2つ。
1つはキリマンジャロ登山。
キリマンジャロはマラウイではありませんが、、、ずっと念願だったキリマンジャロ登山は諸事情により断念しました。
正直言って、キリマンジャロという言葉は僕の前では禁句にしてほしいくらい複雑な気持ちで、まだ整理がついていません。
この悔しさは数年間は消えないでしょうが、一言で片付けるなら、縁がなかったのかなと。
まぁ人生、そういうこともありますよね。。。
というわけで、2つ目を断行することにしました。
それは、タイトル通り、「1日1ドル生活」
この記事を自分のPCで書いているのは8月頭なので、アップした頃にはもうとっくに始めていることになります。
実際、これは過去の先輩隊員が実践した試みでもあります。
一度しか会ったことありませんが、僕がひそかに尊敬する数少ない協力隊員の一人です。
ずっと僕もやってみたいと思っていました。
1日1ドルの生活レベルとは、
日本円に直すと1日に使えるお金は80円。
月換算で2400円。
日本で月2400円で生活している人に僕は出会ったことはありません。
10倍の24000円で生活している人ですらかなり少ない割合だと思います。
でも世界には1日1ドル生活をしている人々は10億人といると言われています。
この事実を知っている日本人は多くても、この現実を経験した日本人はそう多くはないのではないかと。
ただ知っていることと、実際に体験したことでは、きっと見える風景が違うはず。
僕も日本では到底できません。
だからやるなら今しかない。
日本の人々が、マラウイにいる日本人協力隊員の暮らしぶりを見たら、「うわー過酷だなー」って思うかもしれません。
しかし僕らの生活レベルは現地の人から比べたらはるかに恵まれています。
そんな特権的な生活をしていて、現地の人の目線が理解できるのか?
そんなんで、貧困を理解できるのか?
なんか、ずっと疑問を感じていました。
だから、残りの1ヶ月くらい、現地の人と極力同じレベルの暮らしをしてみようと。
遅すぎやろってツッコミはごもっとも。
1ヶ月じゃ何も分からないやろってツッコミもごもっとも。
その生活が1ヶ月で終われるのか、それが一生続くのか、この違いは途方もなく大きい。
しかし、やらないよりかはやってみたほうがいい。
隊員に支給されている生活費を基準に考えると、
だいたい生活レベルを10分の1に落とす感覚です。
もはや卵1個ですらちょっとしたご馳走です。
パンなど憧れの的です。
そもそもの目的としては、
1.現地の人々の生活レベルを肌で感じてみたい
2.自分がそんな状況をどう感じるかを試したい
の2点。
そこで、金銭面以外でも生活水準を合わせるため、業務に支障が出ないよういくつか僕なりのルールを定めました。
・お米、パスタは食べず、毎日現地食を食べる
・バイクは使わない
・電気は、業務で必要なPC作業以外は使わない
・公式な業務で移動する際の交通費は、除外
・業務上必要な電話代は除外
・他人からのご馳走やサポートを受けるのは大歓迎(笑)
(自分以外の力に依存するというメンタリティーもここではありふれたもの)
一言で言うと、「業務に支障が出る場合を除き、極力現地レベルの生活を試みる」です。
1日1ドルの貧困レベルとは何なのか、その一端だけでもこの目で見てやろうと思います。
そして、タイトルにラスト2回と書きました。
9月頭頃に、この1日1ドル生活の結果をアップして、約2年間続けてきた当ブログは終了したいと思います。
少し早い終了ですが、
その理由は自分の胸の奥にこっそりにしまっておこうと思います。
というか、業務に必要なPC作業以外では電気を使わないというルールを自分で作ってしまったので、ブログを書くための電気が使えないということに後から自分で気づきました…。
まぁ99%のマラウイ人はブログなんて書かないし、それもいいでしょう。
実は、まだまだ書きたいネタがいっぱいあります。
しかしそれは帰国後に自らの口で語れればと。
次回、あえなく1日1ドル生活を断念した、なんてカッコ悪い報告にならないように頑張りたいと思います。
国家のウソ
世界のどこの国でも往々にして政府はウソをつくものなんでしょうが、
先日、この国の国民を騙そうとしている政府のウソを発見してしまいました。
自宅から、ムジンバと呼ばれる県の中心地までちょうど100キロ。
僕は基本的にその距離をバイクで移動していますが、信号は一個も存在しませんし風景を楽しみながらいつも走っています。
で、最近、道路沿いに距離を表示するポールが建てられていることに気づきました。
日本だったら「東京まで○○キロ」みたいな看板が高速道路なんかでよく見られますよね。
あれと同じ。
ただ、この国は一筋縄では行きません。
一つ目のポールから確認していきましょう。
「ムジンバ 36Km」
この時点ですでに完全にアウト。
120パーセント、残り50Km以上あります。
ここでサバ読む理由も不明ですが、さらに不可解なことは続きます。
その後のポールの表示を順番に確認していきましょう。
「ムジンバ 24Km」
(うん、まだ絶対24キロ以上あるけど、まぁいいか。)
→「ムジンバ 8Km」
(いや、ここは残り20キロ地点のはずだけど…)
で、この先どんな表示が待っているのかと思いきや、、、
→「ムジンバ 16Km」
なんで残り距離が増えとんねん!!!
この残り16キロってのはけっこう妥当な距離で、ここで帳尻を合わせてきました。笑
さすが。
目的地に近づくにつれて距離が遠のくという物理の法則を無視した奇想天外な標識。
いや、待てよ。そうか、こんな広大な土地に暮らしている人々はたかだか数キロの差なんて意識するまでもないほど小さなものってことなのか。
10キロだと思ってたものが実は20キロだったとしても全っ然関係ありませんよってことか。
なるほど、小さい島国に生まれた日本人の僕ごときにはこのスケールの大きな思想の境地には到底及ばないということなんですね。
もしくは、人生の中では目的地に近づいているように見えて実は全然進んでいないこともあるよ、むしろ後退していることもあるんだよって国ぐるみで哲学を教えてくれているのでは?
いやーまいったまいった。そんなことにすぐ気づかないとは僕は小さい人間だなー。
でもこの道路はM1ロードと言って、国道1号線みたいなもの(かどうかは分かりませんが)。
要するに国の一番の主要道路。
ここでそんな標識が許されるこの国のおおらかさ。
いやー、マラウイ奥が深い。深いなー。
先日、この国の国民を騙そうとしている政府のウソを発見してしまいました。
自宅から、ムジンバと呼ばれる県の中心地までちょうど100キロ。
僕は基本的にその距離をバイクで移動していますが、信号は一個も存在しませんし風景を楽しみながらいつも走っています。
で、最近、道路沿いに距離を表示するポールが建てられていることに気づきました。
日本だったら「東京まで○○キロ」みたいな看板が高速道路なんかでよく見られますよね。
あれと同じ。
ただ、この国は一筋縄では行きません。
一つ目のポールから確認していきましょう。
「ムジンバ 36Km」
この時点ですでに完全にアウト。
120パーセント、残り50Km以上あります。
ここでサバ読む理由も不明ですが、さらに不可解なことは続きます。
その後のポールの表示を順番に確認していきましょう。
「ムジンバ 24Km」
(うん、まだ絶対24キロ以上あるけど、まぁいいか。)
→「ムジンバ 8Km」
(いや、ここは残り20キロ地点のはずだけど…)
で、この先どんな表示が待っているのかと思いきや、、、
→「ムジンバ 16Km」
なんで残り距離が増えとんねん!!!
この残り16キロってのはけっこう妥当な距離で、ここで帳尻を合わせてきました。笑
さすが。
目的地に近づくにつれて距離が遠のくという物理の法則を無視した奇想天外な標識。
いや、待てよ。そうか、こんな広大な土地に暮らしている人々はたかだか数キロの差なんて意識するまでもないほど小さなものってことなのか。
10キロだと思ってたものが実は20キロだったとしても全っ然関係ありませんよってことか。
なるほど、小さい島国に生まれた日本人の僕ごときにはこのスケールの大きな思想の境地には到底及ばないということなんですね。
もしくは、人生の中では目的地に近づいているように見えて実は全然進んでいないこともあるよ、むしろ後退していることもあるんだよって国ぐるみで哲学を教えてくれているのでは?
いやーまいったまいった。そんなことにすぐ気づかないとは僕は小さい人間だなー。
でもこの道路はM1ロードと言って、国道1号線みたいなもの(かどうかは分かりませんが)。
要するに国の一番の主要道路。
ここでそんな標識が許されるこの国のおおらかさ。
いやー、マラウイ奥が深い。深いなー。
It's all about perspective
明日から10日間、いよいよHBC(在宅看護ケア)のトレーニングが始まります。
僕の任期中ではおそらくこれが最後の大きなイベント。
しかし、2年もマラウイで過ごしておきながら、いまだにマラウイ人を理解しきれていなかった自分が情けない。。。
本当は、このトレーニングは8月1日からのスタート予定でした。
しかしそれまで「Don’t worry」を繰り返していたトレーニングの講師が、開始3日前に「トレーニングに必要な文房具の準備ができていない」とのことで1週間延期。
その延びた一週間でしっかり準備しておくように言っておいたものの、
昨日確認したらまーったく何も進んでないことが判明。。
そして本日になって、「俺は行けなくなったから他の人に行かせることにした」と…。
日本の人々には想像すらできないと思いますが、責任感という意味では、こちらの人の感覚はかなりブッとんでいます。
もう日本の「最近の若い者はなっとらん」とか、そんなレベルじゃない。
この国で(多分途上国どこでも)仕事をするときと、日本で仕事をするときとの最大の違いは、リスク管理の幅がとても広いことじゃないでしょうか。
日本ではリスクと見なされないような当たり前のことまで想定しておかなければなりません。
例えば日本でワークショップを開くとき、紙やペンが用意できない可能性など考慮する人はいないでしょう。
講師役の人物が、前日になってプログラムを一切把握してない他の誰かに丸投げするするのを防ぐため、「あなたはまさか直前になって講師役を投げ出さないですよね?」と契約書を作っておくことは、普通は(大金が動いていない限り)しないでしょう。
でも、日本で普通起こりえないことが普通に起こるのがマラウイ。
このリスク想定が、日本のシステムが染み付いてしまった僕らには難しい。
でもびっくりするような低次元で想定外の事態が起こってしまったからといって、「こいつらホンマどうしようもないな」と責任をなすりつける行為は最低(実際散見されますが)。
マラウイの人々が高い責任感と優秀なマネージメント能力を持っていたら何十年と世界最貧国の座には居座っていないでしょう。
彼らに足りないものを補ってあげるのが僕らの役目。
事前にリスクを消しておかなかった自分が悪いのです。
明日からの10日間もきっと波乱含みなのは間違いない。
まだ見えてない想定外のリスクを摘み取るため、想像力を最大限に働かせたいと思います。
僕の任期中ではおそらくこれが最後の大きなイベント。
しかし、2年もマラウイで過ごしておきながら、いまだにマラウイ人を理解しきれていなかった自分が情けない。。。
本当は、このトレーニングは8月1日からのスタート予定でした。
しかしそれまで「Don’t worry」を繰り返していたトレーニングの講師が、開始3日前に「トレーニングに必要な文房具の準備ができていない」とのことで1週間延期。
その延びた一週間でしっかり準備しておくように言っておいたものの、
昨日確認したらまーったく何も進んでないことが判明。。
そして本日になって、「俺は行けなくなったから他の人に行かせることにした」と…。
日本の人々には想像すらできないと思いますが、責任感という意味では、こちらの人の感覚はかなりブッとんでいます。
もう日本の「最近の若い者はなっとらん」とか、そんなレベルじゃない。
この国で(多分途上国どこでも)仕事をするときと、日本で仕事をするときとの最大の違いは、リスク管理の幅がとても広いことじゃないでしょうか。
日本ではリスクと見なされないような当たり前のことまで想定しておかなければなりません。
例えば日本でワークショップを開くとき、紙やペンが用意できない可能性など考慮する人はいないでしょう。
講師役の人物が、前日になってプログラムを一切把握してない他の誰かに丸投げするするのを防ぐため、「あなたはまさか直前になって講師役を投げ出さないですよね?」と契約書を作っておくことは、普通は(大金が動いていない限り)しないでしょう。
でも、日本で普通起こりえないことが普通に起こるのがマラウイ。
このリスク想定が、日本のシステムが染み付いてしまった僕らには難しい。
でもびっくりするような低次元で想定外の事態が起こってしまったからといって、「こいつらホンマどうしようもないな」と責任をなすりつける行為は最低(実際散見されますが)。
マラウイの人々が高い責任感と優秀なマネージメント能力を持っていたら何十年と世界最貧国の座には居座っていないでしょう。
彼らに足りないものを補ってあげるのが僕らの役目。
事前にリスクを消しておかなかった自分が悪いのです。
明日からの10日間もきっと波乱含みなのは間違いない。
まだ見えてない想定外のリスクを摘み取るため、想像力を最大限に働かせたいと思います。
JICAマラウイ40周年記念
今年はJICAマラウイ40周年記念で、今年に入って各地でイベントが催されています。5月には南部でイベントがあり、8月24日は首都で記念式典が予定されています。
そして7月29日には北部でも日本文化紹介イベントが開催されました。
内容としては、原爆のパネル展示、日本の戦後復興史を綴ったビデオ上映、今年の東北震災のビデオなども流しました。
その他、改良かまどの紹介や現地の味に合わせた日本料理の紹介。
そしてメインセレモニーは日本の踊りや相撲などの実演。
盆踊りやよさこいソーランを日本人が披露し、そして現地の伝統ダンスも現地人に披露してもらいました。
メインセレモニーの司会進行役が病気でダウンしてしまったため、前々日に急遽僕が司会を務めることになりました。。
当日は音響設備のトラブルで、マイクが正常に使えず苦労しました…。
いかんせん、自分の声の声量の無さにはけっこう自覚していまして、観客には僕の声があまり届かず聞こえにくかったことと思います。
まぁこういう失敗もいい経験ですよね。
でも全体を通していいイベントだったと思います。
県の役人さんたちが、原爆パネルだとか日本の発展史にけっこう興味を示して食い付いていたので、何か少しでも感じて、それをこの国に生かしてくれればと願いたいところ。
翌日の全国紙の新聞にはこのイベントの記事が取り扱われていましたが、書かれている内容が笑ってしまうほどウソばっかりで驚きでした。
以前も、JICAの記事が掲載されたとき、現在マラウイにはJICAボランティアが1400人もいるって書かれていたそうです。
そんなにおれへん、おれへん。80~90名くらいです。
そりゃ40年間の累積の数字でしょう。
この国の新聞は多分東スポより信頼性低いです。笑
その辺もお国柄と言うか、この国ではたいした問題ではないんでしょうね~。
そして7月29日には北部でも日本文化紹介イベントが開催されました。
内容としては、原爆のパネル展示、日本の戦後復興史を綴ったビデオ上映、今年の東北震災のビデオなども流しました。
その他、改良かまどの紹介や現地の味に合わせた日本料理の紹介。
そしてメインセレモニーは日本の踊りや相撲などの実演。
盆踊りやよさこいソーランを日本人が披露し、そして現地の伝統ダンスも現地人に披露してもらいました。
メインセレモニーの司会進行役が病気でダウンしてしまったため、前々日に急遽僕が司会を務めることになりました。。
当日は音響設備のトラブルで、マイクが正常に使えず苦労しました…。
いかんせん、自分の声の声量の無さにはけっこう自覚していまして、観客には僕の声があまり届かず聞こえにくかったことと思います。
まぁこういう失敗もいい経験ですよね。
でも全体を通していいイベントだったと思います。
県の役人さんたちが、原爆パネルだとか日本の発展史にけっこう興味を示して食い付いていたので、何か少しでも感じて、それをこの国に生かしてくれればと願いたいところ。
翌日の全国紙の新聞にはこのイベントの記事が取り扱われていましたが、書かれている内容が笑ってしまうほどウソばっかりで驚きでした。
以前も、JICAの記事が掲載されたとき、現在マラウイにはJICAボランティアが1400人もいるって書かれていたそうです。
そんなにおれへん、おれへん。80~90名くらいです。
そりゃ40年間の累積の数字でしょう。
この国の新聞は多分東スポより信頼性低いです。笑
その辺もお国柄と言うか、この国ではたいした問題ではないんでしょうね~。
反政府デモ
最近ずっと自宅でネットはできない状況が続いています。
原因は不明。。
少し遡りますが7月20日、とうとうマラウイでも反政府デモが起こりました。
僕の地域には新聞が届かないので正確な情報は分かりませんが、死亡者も出た模様。
中国人やインド人の店が襲われるなど、やや緊迫した雰囲気が漂っていましたが、一応落ち着いたみたいです。
背景には、慢性的な燃料不足、物価高騰、独裁色を強める大統領、などなど積もりに積もった不満があったようです。
燃料不足には僕も本当に悩まされています。
最寄のガソリンスタンドは、1ヶ月に1日営業しているかどうか。
いやマジです。おかげで100キロ離れた場所までガソリン買いに行ってますから。。。
ただし、そこでも隔週くらいでしかガソリンはありませんが。笑
そして最近の大統領は「殿ご乱心」状態のようです。
僕は、世界中どの国においても民主主義が絶対的な善だとは思いません。
歴史を見れば、国の発展途上段階においては開発独裁にも利点は存在します。
ただし、残念ながらマラウイの大統領は国をミスリードする悪い独裁者となってしまっているようです。
最大の援助国である英国の在マラウイ大使を、大統領批判をしたとの理由で、なんと国外追放しました。大使を国外追放。。あり得ません。。
おかげでイギリス政府からの援助はストップ。保健・医療分野が打撃を受けています。
公然と大統領を批判すると逮捕され、さらには最高裁の決定を大統領が覆すことができるという無茶苦茶な法律まで作ろうとしています。(もう作った?)
三権分立まで無視するとは、、、相当イッっちゃってます。
しかし、大統領をここまで調子づかせてしまった一番の責任は国民にあると思います。
村人を見ていて思うのは(マラウイの国民の大多数が村人)、政治家は自分たちに施しを与えてくれる対象ではなく、自分たち国民が権力を与え、それを正しく行使しているか監視すべき対象として見るようにならなければなりません。
やはり良い政府を作るには国民一人一人が賢くならなければいけない。
それは日本でも同じ。
日本では原発の扱いを含めたエネルギー論争が盛んなようで、
僕は原子力とか云々にまったく無知だったのですが、さすがにそれではまずいと思い、
先日首都に上がった際、日本人隊員の中で最も頭の良い2人に、まずは物理的現象の観点から原発の仕組みについてザックリ話を聞きました。
首都のJICAボランティア宿泊所ではインターネットが自由に使えるので、次に一晩かけて社会的・経済的な側面から原発のメリット・デメリットを調べました。
それだけの浅はかな知識で原発が良いとか悪いとか偉そうにとやかく言うことはできませんが、
今日本の最重要課題の1つ。無知ではいけないなぁと。
やはり良い政府を作るには国民一人一人が賢くならなければいけない。
原因は不明。。
少し遡りますが7月20日、とうとうマラウイでも反政府デモが起こりました。
僕の地域には新聞が届かないので正確な情報は分かりませんが、死亡者も出た模様。
中国人やインド人の店が襲われるなど、やや緊迫した雰囲気が漂っていましたが、一応落ち着いたみたいです。
背景には、慢性的な燃料不足、物価高騰、独裁色を強める大統領、などなど積もりに積もった不満があったようです。
燃料不足には僕も本当に悩まされています。
最寄のガソリンスタンドは、1ヶ月に1日営業しているかどうか。
いやマジです。おかげで100キロ離れた場所までガソリン買いに行ってますから。。。
ただし、そこでも隔週くらいでしかガソリンはありませんが。笑
そして最近の大統領は「殿ご乱心」状態のようです。
僕は、世界中どの国においても民主主義が絶対的な善だとは思いません。
歴史を見れば、国の発展途上段階においては開発独裁にも利点は存在します。
ただし、残念ながらマラウイの大統領は国をミスリードする悪い独裁者となってしまっているようです。
最大の援助国である英国の在マラウイ大使を、大統領批判をしたとの理由で、なんと国外追放しました。大使を国外追放。。あり得ません。。
おかげでイギリス政府からの援助はストップ。保健・医療分野が打撃を受けています。
公然と大統領を批判すると逮捕され、さらには最高裁の決定を大統領が覆すことができるという無茶苦茶な法律まで作ろうとしています。(もう作った?)
三権分立まで無視するとは、、、相当イッっちゃってます。
しかし、大統領をここまで調子づかせてしまった一番の責任は国民にあると思います。
村人を見ていて思うのは(マラウイの国民の大多数が村人)、政治家は自分たちに施しを与えてくれる対象ではなく、自分たち国民が権力を与え、それを正しく行使しているか監視すべき対象として見るようにならなければなりません。
やはり良い政府を作るには国民一人一人が賢くならなければいけない。
それは日本でも同じ。
日本では原発の扱いを含めたエネルギー論争が盛んなようで、
僕は原子力とか云々にまったく無知だったのですが、さすがにそれではまずいと思い、
先日首都に上がった際、日本人隊員の中で最も頭の良い2人に、まずは物理的現象の観点から原発の仕組みについてザックリ話を聞きました。
首都のJICAボランティア宿泊所ではインターネットが自由に使えるので、次に一晩かけて社会的・経済的な側面から原発のメリット・デメリットを調べました。
それだけの浅はかな知識で原発が良いとか悪いとか偉そうにとやかく言うことはできませんが、
今日本の最重要課題の1つ。無知ではいけないなぁと。
やはり良い政府を作るには国民一人一人が賢くならなければいけない。
This week seems to be a week of good news!!
昨日、国際電話がかかってきて、
僕が支援している住民グループへのイギリスのNGOからの援助が正式決定しました。
これから1年間のパイロットプロジェクトを開始して、その結果が良好であれば10年間の継続支援が得られる可能性があります。
半年間の努力が実を結びました。
間違いなく、これまでの22ヶ月のマラウイ生活の中で最良の日でした。
そして、このようなプロジェクトで必ずキーとなるのが、資金のマネジメント。
援助を受けた側には、Transparency and Accountability(会計の透明性と説明責任)が求められますが、
これがボトルネックとなりプロジェクトが頓挫するケースが非常に多い。
これに対する一般的な解決策は、会計の教育トレーニング(講義)を実施すること。
だいたいお役所の考えることは、「住民に知識がない?じゃあトレーニングを実施しよう、ワークショップを実施しよう」程度。
しかし、数日のトレーニングで身につくほど資金マネジメントは簡単ではないし、
この種のトレーニングは機能していないのが現状。
そこで、より効果的な解決策として、途上国に会計管理専門のボランティアを派遣しているインターナショナルNGOにも派遣要請のプロポーザルを出していました。
民間のJICAボランティアみたいなもんです。
ただしJICAボランティアよりずっと高い専門性を持ったプロフェッショナル集団。
そして本日、こちらも見事承認されたとの通知が来ました。
このボランティアが一定期間じっくり張りついて、実地訓練を通して資金マネジメントについて教えてくれます。
正直、僕の10倍は役に立ってくれることでしょう。笑
お金だけあってもダメ、人だけいてもダメ。
今回は、お金と人材を同時に引き寄せることができたことに意義があると感じます。
そしてその架け橋となれたことに大きな喜びを感じます。
正月と盆が一緒に来たとはこのことです。
運もよかった。タイミングもよかった。
何より、マラウイに来てよかった。
別に今後手を抜くつもりはありませんが、何か一つ区切りとなるような大きなヤマ場を抜けたという気持ちです。
そろそろ頭の中の関心事を徐々にシフトして、本気で帰国後のことに向き合う時が来たような気がします。
僕が支援している住民グループへのイギリスのNGOからの援助が正式決定しました。
これから1年間のパイロットプロジェクトを開始して、その結果が良好であれば10年間の継続支援が得られる可能性があります。
半年間の努力が実を結びました。
間違いなく、これまでの22ヶ月のマラウイ生活の中で最良の日でした。
そして、このようなプロジェクトで必ずキーとなるのが、資金のマネジメント。
援助を受けた側には、Transparency and Accountability(会計の透明性と説明責任)が求められますが、
これがボトルネックとなりプロジェクトが頓挫するケースが非常に多い。
これに対する一般的な解決策は、会計の教育トレーニング(講義)を実施すること。
だいたいお役所の考えることは、「住民に知識がない?じゃあトレーニングを実施しよう、ワークショップを実施しよう」程度。
しかし、数日のトレーニングで身につくほど資金マネジメントは簡単ではないし、
この種のトレーニングは機能していないのが現状。
そこで、より効果的な解決策として、途上国に会計管理専門のボランティアを派遣しているインターナショナルNGOにも派遣要請のプロポーザルを出していました。
民間のJICAボランティアみたいなもんです。
ただしJICAボランティアよりずっと高い専門性を持ったプロフェッショナル集団。
そして本日、こちらも見事承認されたとの通知が来ました。
このボランティアが一定期間じっくり張りついて、実地訓練を通して資金マネジメントについて教えてくれます。
正直、僕の10倍は役に立ってくれることでしょう。笑
お金だけあってもダメ、人だけいてもダメ。
今回は、お金と人材を同時に引き寄せることができたことに意義があると感じます。
そしてその架け橋となれたことに大きな喜びを感じます。
正月と盆が一緒に来たとはこのことです。
運もよかった。タイミングもよかった。
何より、マラウイに来てよかった。
別に今後手を抜くつもりはありませんが、何か一つ区切りとなるような大きなヤマ場を抜けたという気持ちです。
そろそろ頭の中の関心事を徐々にシフトして、本気で帰国後のことに向き合う時が来たような気がします。
テレビマラウイ -オンエア-
以前記事にしたTVマラウイの取材。
とうとうオンエアされてしまいました。。
いつオンエアされるかは事前に知らされておらず、
知り合いから「お前をTVで見たぞ」と言われてオンエアされたことを知りました。
僕自身は見逃しましたが、たまたまその番組を視た人が写真を撮ってくれていました。

ご丁寧にも、TV局が番組をDVDに焼いてくれて、データを頂きました。
もししっかり話すことを準備してきっちりインタビューに答えられていたら、自信を持って何度も見返したいところですが、何せかなりグダグダになってしまったので恥ずかしくて情けなくて。。。
奇跡の編集に期待したいと思いますが、いずれにせよ自分で視るのは相当な勇気が要りますね・・・。
とうとうオンエアされてしまいました。。
いつオンエアされるかは事前に知らされておらず、
知り合いから「お前をTVで見たぞ」と言われてオンエアされたことを知りました。
僕自身は見逃しましたが、たまたまその番組を視た人が写真を撮ってくれていました。

ご丁寧にも、TV局が番組をDVDに焼いてくれて、データを頂きました。
もししっかり話すことを準備してきっちりインタビューに答えられていたら、自信を持って何度も見返したいところですが、何せかなりグダグダになってしまったので恥ずかしくて情けなくて。。。
奇跡の編集に期待したいと思いますが、いずれにせよ自分で視るのは相当な勇気が要りますね・・・。
怠惰で享楽を好む国民性
「怠惰で享楽を好むこの国の人々の国民性は、文明への進歩を妨げている。この国の人々は幸せな人種である。わずかなことで満足し、決して多くを成し遂げようとはしない。」
これは、どこの国のことでしょうか??
これだけ読むと、まるでマラウイのことを言っているみたいに聞こえます。
実際、在マラウイの日本人の多くがマラウイについて感じていることにかなり重なるでしょう。
しかし、、、驚くことに、これは日本のこと。
1882年に横浜で刊行された英字新聞で、外国人記者によって日本人の姿がこのように伝えられていたそうです。
JICA発行の月刊誌にこのような記事が載っていたのですが、「怠惰」と呼ばれた日本人がその後どう変わったのかという分析も含めて非常に興味深く読ませてもらいました。
朝、決まった時間にみんなが集まり、仕事が始まる。
会議が時間通りに開始される。
日本では当たり前のこんなことが、マラウイではどれだけ奇跡か。
僕は、勤勉さは日本人のDNAかと思っていました。
しかし、たかが100年ちょっと前に、僕らがマラウイに対して感じているのと同じことを外国人が日本人に対して感じていたなんて。。。
100年前の日本人が怠惰な国民だったと思われていたことに少しショックだったのと、じゃあもしかしたら100年後のマラウイだって劇的に変わるんじゃないかって希望も感じることができました。
これは、どこの国のことでしょうか??
これだけ読むと、まるでマラウイのことを言っているみたいに聞こえます。
実際、在マラウイの日本人の多くがマラウイについて感じていることにかなり重なるでしょう。
しかし、、、驚くことに、これは日本のこと。
1882年に横浜で刊行された英字新聞で、外国人記者によって日本人の姿がこのように伝えられていたそうです。
JICA発行の月刊誌にこのような記事が載っていたのですが、「怠惰」と呼ばれた日本人がその後どう変わったのかという分析も含めて非常に興味深く読ませてもらいました。
朝、決まった時間にみんなが集まり、仕事が始まる。
会議が時間通りに開始される。
日本では当たり前のこんなことが、マラウイではどれだけ奇跡か。
僕は、勤勉さは日本人のDNAかと思っていました。
しかし、たかが100年ちょっと前に、僕らがマラウイに対して感じているのと同じことを外国人が日本人に対して感じていたなんて。。。
100年前の日本人が怠惰な国民だったと思われていたことに少しショックだったのと、じゃあもしかしたら100年後のマラウイだって劇的に変わるんじゃないかって希望も感じることができました。
コージル・ハイシャルって何やねん
以前書いたHBC(在宅看護)トレーニングの準備を着々と進めていまして、今参加者の選定がほぼ終わったところ。
100通近い応募レターをすべて読み、約20名を選抜しなければいけなくて、これがけっこう骨の折れる作業。。
応募動機などを書いたレターを僕宛に提出してもらってるのですが、時々面白い内容もあったりで楽しく読んでいます。
ただ、8割以上の確率で僕の名前が間違っていることは若干気になります。。
COJILOとか、 HAYACHIとか。
こっちでもLとRは区別しないし、KOとCOも混同するのも分かります。
日本でも康二朗とかよく漢字が間違えられるので(正しくは康次郎)、これは目をつぶるとしましょう。
しかし、中には強者がいます。
応募レターの中のある1通の手紙。
TO: CORGILL HIGHSHALL
なんて読むんですか?? コージル・ハイシャル??
何なん、このちょっとインド系というか南アジアの雰囲気漂う名前は!!??
あまりのかけ離れっぷりにちょっとウケました。
だってほとんど原型とどめてないでしょ。
コージル・ハイシャル…。
でも僕の本名「コウジロウ・ハヤシ」は外国人にはとっても覚えにくい&発音しにくい名前なのでコージル・ハイシャルのほうがよかったりするのかも。。
100通近い応募レターをすべて読み、約20名を選抜しなければいけなくて、これがけっこう骨の折れる作業。。
応募動機などを書いたレターを僕宛に提出してもらってるのですが、時々面白い内容もあったりで楽しく読んでいます。
ただ、8割以上の確率で僕の名前が間違っていることは若干気になります。。
COJILOとか、 HAYACHIとか。
こっちでもLとRは区別しないし、KOとCOも混同するのも分かります。
日本でも康二朗とかよく漢字が間違えられるので(正しくは康次郎)、これは目をつぶるとしましょう。
しかし、中には強者がいます。
応募レターの中のある1通の手紙。
TO: CORGILL HIGHSHALL
なんて読むんですか?? コージル・ハイシャル??
何なん、このちょっとインド系というか南アジアの雰囲気漂う名前は!!??
あまりのかけ離れっぷりにちょっとウケました。
だってほとんど原型とどめてないでしょ。
コージル・ハイシャル…。
でも僕の本名「コウジロウ・ハヤシ」は外国人にはとっても覚えにくい&発音しにくい名前なのでコージル・ハイシャルのほうがよかったりするのかも。。
