令和の初日に思うこと
こんにちは。2019年は元日に引き続き、1年の中でもう一度自分を見つめ直す、チャンスをもらいました。改元です。合わせて10連休です。良いか悪いかの是非はともかくとして、お盆や年末年始は意外に行事が多く自由な時間がないものですが、それに比べると、今回は少し立ち止まって考える時間がありそうです。ところで、事業者にとって事業の拡大は大きな関心事です。売上が増えてきたから、人を増やし設備投資するのか?人を増やし設備投資を行ったから売上が増えるのか?ある先輩税理士さんからキャパを増やすと仕事が増えるんだよ、というアドバイスをいただいたことがあります。開業来お付き合いいただいている顧問先さまは、当初作成した事業計画通り、本当に思い描いた通り、売上の増加、利益の増加を続けています。この会社の社長さんも設備があるからお客様が増えると常々仰っております。そしてGW前、今まで事業拡大についてあまり話をしてこなかった社長さんから、この半年でふとしたきっかけで人を数名採用したら、仕事が増えるようになったというお話を伺いました。税理士である私にとっては時代が変わろうと、顧問先さまが事業を安定して継続して行かれることで自分の仕事成り立つことに変わりありません。規模の拡大が先か、少しづつ売上が上がるのを待って拡大か、どちらを選ぶかは、人それぞれです。そもそも拡大などせず、自分のこなせる範囲で営業をするという選択もあります。100人いれば100通りの人生があります。100社あれば100社の経営方針があります。だからこそ税理士として色々な事例を経験をすることが大事だなと令和の初日思いました。