第26話 社長としてのスタート!


24歳になった時
今までお世話になっていた会社の
大阪の物流事業部門を分離独立し
グループ傘下の子会社として
会社を創業致しました。

社名はフィールドネットワークとしました。

社名の由来は、この会社を
競技場の様な競争意識のある組織にし
そのフィールド魂で全国を網羅して行く。
チャンスに恵まれない労働者達に
夢と希望を与えて一緒に成長しながら
様々な分野への展開をして行く。

そんな意味を込めて命名しました。

グループ会社からの独立だったので
スタート時から従業員は
大阪の物流部門からの移籍で
100名位でスタートしました。

会社の設立の手続きも
行政書士には頼らず
全て自分で勉強しました。

法務局への登記手続き
税務署への開設届
社会保険事務所への開設届
銀行取引の手続き
銀行との融資手続き
新規取引の契約書作成
就業規則作成、給与計算
見積書作成、請求書作成
その他、エゲツない数の申請…
慣れない手続きばかりで

事業所は、物流センター、運送会社の倉庫が主で、私の会社は、作業を請負い現場を管理するという仕事でした。

社長と言っても、ほぼ現場管理者あがりの
直後だった為、会社経営の知識も無く
パソコンも使えない為
請求書、見積書は手書き 笑
お客さんの窓口は全て自分。
面接採用も自分。

お客様の信頼に応えながら
毎日の様に部下には
俺たちの会社を大きくして行くぞ!!
それには、仕事をもっとこなせ!
出来ないと言うな!
出来ると思え!!
寝るな!休むな!
1日24時間ある!一年は365日あるんや!

皆んなが嫌がる仕事をやるからこそ
お前のチャンスになるんや!!

そんな感じの発言の多い
精神論の塊の様な
社長でした!!

従業員はキツかったでしょうね。

私の恩師に教わった事。

一言うたら100わかれ!
お客さんの事だけを考えろ!
大きい器になれ!!

そう聞かされ育ったもんだから
私の部下も、根性の無い奴は
すぐやめるし、なんとか頑張ってる奴は
抜擢だらけでスピード出世!!

基本的に私は現場で苦労をして
乗り越えた人達を特に目を掛け
賢い人間より、言う事を聞いてくれる人を
優遇し、幹部にして行きました。
現場重視の組織体制です。

基本的に環境に恵まれてなかった
やる気のある奴を束ねて
一緒に頑張ろう!!が口癖でしたね。

当然、自分も休みなどロクに無く
仕事にすべてを賭けました。

そんな会社がどうなって行くのか?


次回、また時間がある時に
綴りたいと思います!


次回は、飛躍する会社!です。