こんにちは。
メディセレのしゃっちょう
児島惠美子です。
先日、薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会
のとりまとめ資料が公表されました↓
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/001079341.pdf
上記から都道府県薬剤師偏在指標がありましたので
少し抜粋させていただきますと、
上記表の左端は「病院」薬剤師多いで、
1位 京都
2位 徳島と東京
4位 福岡
中央は「薬局」薬剤師多い順
1位 東京
2位 神奈川
3位 広島と兵庫
右端はトータル薬剤師多い順
1位 東京
2位 神奈川
3位 兵庫と福岡
となり、
45位 富山
46位 青森
47位 福井
でした。
福井県には薬学部がありませんので、
47位になってしまうのだろうなと思いました。
続きまして、上記表の左が現在、
右が2036年の将来推計偏在指標です。
2036年にはトータル薬剤師
1位 東京
2位 徳島と兵庫
4位 広島
で、
45位 富山
46位 沖縄
47位 福井
と、順位に変化が見られました。
これを見ると、
沖縄に薬学部を創るという話になるのも、
理解できました。
福井の方からは『え?福井は?』
という声が出てきそうですが…。
また、この資料の冒頭には
「将来的に薬剤師が過剰になると予想される一方で、
薬剤師の従事先には業態の偏在(病院0.8<薬局1.08)や地域偏在があり…」
とあります。
…ほんとにご指摘の通りでございます。
今後は
薬剤師の少ない地域で、
病院薬剤師になられる方は、
非常にありがたい存在として、
活躍の機会が増えますね。
薬剤師が多い地域で、
薬局薬剤師になられる方は、
薬剤師免許にあぐらをかいていてはいけませんね。
これがまさに、国試合格がゴールではなく、
社会で活躍する事がゴールだ!
と私が伝えている事だなと思いました。
薬剤師免許はあなたの強い武器です。
だから、うまく武器を使えるようになりましょうね。
薬剤師が過剰になったとしても生き残るために。