自分の"楽しい"を最優先にしがちな今の世の中。

本当に大事なことを大事にしていないと感じる。

自分の"楽しみ"を邪魔するものを排除して来た近代。

核家族化、少子高齢化、その根本はそこにあるのではないかと思う。

なんとかして、"心"を取り戻したい。

こどもたちは、無条件の愛を親にくれる。

なんて健気なんだろう。

そのやわらかく簡単に傷つく心を、隠さずむき出しにしたまま近づいてくる。

どんなに傷ついても、その傷を痛みながら隠さずに抱きついてくる。また、傷つけられるかもしれないのに…。

今、ぼくはこどもたちに出会えたことを本当に幸せだと感じている。

「ありがとう、産まれてきてくれて」
「だいすきだよ」

と言うと、こどもたちは

「ありがとう。パパだーいすき」

と言ってくれる。

これ以上の幸福があるだろうか?









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昨日、実家でご飯をたべた。
やっぱり、居心地はいい。

帰宅後ふと思う。
あと何回、両親と会うのかなーって。

父も母もだいぶ歳をとった。

ちゃんと、ありがとうを伝えなきゃ。

帰りに、二つ目の交差点を曲がって見えなくなるまで手を振り続ける両親。

曲がるところで振り返り、夜なのに大きな声で「バイバイ‼︎」と言う息子たち。

ぼくは、本当に幸せだな~。
お父さん、お母さん、ありがとう‼︎
どうか長生きしてください。

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仕事からの帰宅時間が遅く、一人で夕飯を食べていると、子供がおもちゃをもってやって来た。


「パパにはこのおもちゃを貸してあげる」

「この人形を動かして」

「パパはゴセイブルーね。」

「あー、アンパンマンとゴセイブルーがケンカしてるー」



ゆっくりご飯を食べられない。


そこで、こう言った。
「お願いだから、パパにご飯を食べさせて」


そうしたら子供は目を輝かせて、
「うん、いいよ!僕がパパにご飯食べさせてあげる。スプーン貸してごらん」



「いや、そうじゃなくて…」(^_^;)



そして、ママに抱き抱えられて連れていかれた。

「パパにゆっくりご飯食べさせてあげなさい」

「だからパパにご飯食べさせてあげるんだよー」


私はその背中に「ありがとう」と言った。



なんだかとてもあったか~い気持ちになった。