たかが3%、されど3%を実感した1日だった。

増税初日。
800円ちょいだった近所のランチが900円近くに。
1000円定食はついに大台を超えた。
「ゆうパック」の送料が中途半端に上がり、映画の「夫婦割」や「レディスデー」も1000円で済まなくなった。
ほかにあれもこれもそれも。

金額そのものではなく、「金銭感覚」が重くのしかかる。
国が借金を抱える限り、この感覚もいずれ麻痺するのだろう。
その時にはまた増税が繰り返されるだろう。
別名・税率改定という一斉値上げは初日から堪えた。

牛丼もついに300円に。
「吉野家読本」と称したミニ冊子には、50円のクーポン券が。
ささやかな昼休み、これがせめてもの救いだった。