初めまして。
この4月から浪人が決定した元野球部です。
自分は7月まで甲子園を目指し野球に熱中。
そして夏大会で敗れ、勉強開始。
入試のある2月まで突っ走ったつもりだったが、実力不足(色んなことがあったけど)で浪人が決定。
今日はそんな受験期とこれからの浪人について、、、
まず7月~12月
夏休みから気合いMAXでとにかく必死に勉強。
そして親には塾にも入れさせてもらい、第1志望もなんとなく定まりそこに向かって頑張った。
1月
共通テストはぼちぼちで、第1志望は落とさず受けることに決定。
2次まで1ヶ月あったからまだ伸ばせると思って、学校と塾とを往復しながら必死に勉強。
そして波乱の受験シーズン2月
受かりもしないだろう大学(もちろん自分の今の実力では到底受からないと思っていたからほぼノー対策)に練習受験をかねて行き、その大学に惚れる。。
そして解答速報で自己採点をし、もしかしたあるくね?とかいう謎の期待を持ってしまう。
それと同時にその時、「この半年の勉強で自分の進路を決めるのはどうなのか。(この半年で追い込むって決めてたから野球ばっかやってたのに。)」「自分は第1志望の大学にどんな魅力を感じて目指しているのか。」「今自分が大学生になっても行く目的、やりたいことがはっきりしてなく、無駄にしてしまうのではないか」これを考え始めてしまい、無限に悩む。
そして謎の期待、勝手な悩みにより、国公立受験2週間前にしてとてつもない怠惰が到来、、
そしてもちろんのこと私立、国公立の2校両方に落ち浪人が決定。
そして浪人が決まった3月に色々考えさせられた。
自分で浪人を決断することは勝手だが、その裏ではとても大きな親への負担があること、経済的に進学できない人もいるし、浪人できることだって当たり前ではないことなど色んなことに気付かされた。
ただでさえ野球をやらせてもらったり、塾に入れさせてもらったりで、親には迷惑をかけてきたが、自分の勝手な理由で浪人をすることになったことに申し訳なく思った。
親不孝すぎる自分の勝手な行動に自己嫌悪を覚えた。
たしかに今まで、なんとかなるでしょ。とか、どーせ上手くいくやろ。とか思って生きていた。
けど今回の受験を通して今までの自分が明らかに間違っていたことに気付かされた。
人生(まだ18歳でなにも分かっちゃいないが)はそう簡単じゃないし、楽をした分だけの代償は必ずある。
高校3年までこんなことも気づけなかった自分に苛立ちを覚えたが、気づくのが大学に行く前、社会に出る前で良かったとも思う。
自分は勉強することは好きではないので、1年間勉強すると思うと嫌になったりもする。
けど自分にアプローチし、自分の大きな目標に向かって走り続けるという経験は必ず今の自分に必要なことだと思う。
浪人する自分が若いうちに出来る親への最大の恩返しは、今の自分を謙虚になって考え直し、実りある人生を送ること、そして1番はやっぱり来春一緒に桜を見ることだとおもう。
この1年自分にとって実りのある前向きな年にしたい。
浪人生しか見れない世界だってあるし、そこに飛び込むからにはなにか得て帰らなきゃいけない。