走り去る現実
置いてけぼりになる
後ろ姿に声を
かけることも奪われて
幾年月流れても
まだ
君の笑顔が
僕の1番奥に沈んでる
流れていく空
眺めてばかり
元に戻らない
あの日の夕焼け空
もう出会えない
忙しない毎日が
記憶を上書きしても
なくしたくない言葉
鳴り響き続ける
このまま
覚えていていいかな
どこまでも抱えて
歩いていくから
君から
もらった大切なことは
誰にも見せずに
ちゃんとしまっておく
生きている今に
溺れそうになる
後ろ姿に面影
違う笑顔にほっとして
あれからどれだけ
また
君の笑顔を
世界の何処かに探してる
雑踏の人混み
誰かの笑い声
何度もふりかえる
あの日と同じ夜
もう出会わない
消去して塗り潰して
別の何かを貼り付けたって
なくせない言葉
浮きだしてくる
あんなに
言葉を交わしても
分かりあうことは
出来なかった
僕の声は
君のどこかでまだ
響いていたり
するのかな
冷たい風が
また季節を告げる
白い言葉が
空を舞っていく
届けばいいのに
このまま
覚えていていいかな
どこまでも抱えて
歩いていくから
君から
もらったたいせつなものは
僕だけが
知っていればいい