週末に古川でユニークなワークショップが行われました。

ベルリンから来られたデザインチーム、シンプル組合と家具大工のマティアス・ジョフロアによる、実験的な楽器作りをしよう、というイベント。

チームのメンバーには私の工房や、高山の鍛冶屋さんの工房にも寄ってもらい、色々と情報交換というか、交流ができました。



お世話になっている鍛冶屋の田中鉄工所さんにお邪魔しました。

こちらは昔の門扉のからくり錠。

菱形の飾りを決まった方向に動かすと、鍵が開くしくみ。






いろりの上に下がっている、鍋などをひっかける金物、の、ミニチュア。

会長がほぼ、趣味でつくっているそうですが、とても精巧でした。





これははじめて見ました。

着物のアイロンだそうです。

左右があり、着物の細かいところに入る形になっています。





こちらは祭りでつかわれる山車の車軸の修復をしているところ。

伝統的な仕組みを再現しつつ、木部、鉄部を作り直していく。

で全国でもこのような技術をもつ場所は少なく、日本中から依頼されるそうです。






修理が終わった車輪。

鉄の輪っかをはめ込む作業を行った状態。

高温で熱した輪を木の車輪にはめ、一気に冷やすことで鉄が縮み、締め込むそうです。






二人とも、超真剣に話を聞き入っていました。

次回は、ワークショップの様子をご紹介!