年末に東京都現代美術館で行われた、トランスフォーメーション展とセット企画、「オランダのアート&デザイン新言語展」のリポートです。


ここでは写真撮影オッケーでした。さすがオランダ、自由の国。


今回は、マーティン・バースの作品から三点。


彼のバイオグラフィーをざっとご紹介。


マーティン・バースは、1978年ドイツ・アンスバーグ生まれ。

高校卒業後の1996年、オランダにあるアイントフォーフェン・デザイン・アカデミーに入学。

在学中にキャンドルホルダー「ナックルス」、ブックシェルフ「ヘイ、チェア、ビー・ア・ブックシェルフ」をデザイン。2000年にはミラノで学ぶ。2002年にアイントフォーフェンの卒業制作のために用意された「スモーク」は、既成の骨董家具を燃やしただけの野心的な作品である。


彼の功績は、アートとデザインの境目を、その作品によって壊していく点にあると思う。


まずは、等身大の時計。

が、文字盤を見てると、裏から人が現れて、時針をキコキコ消していく。

で、あらたな時針を書き込んで、現在時間が表示される。

え!人住んでんの?この中に?
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こちらは、彼の代表作、「スモーク」シリーズ。 

トーマス・リートフェルトの椅子を燃やして、炭化させたもの。

以外にしっかりした感じ。
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こりゃ、なんでしょう。キャビネットです。

かわいい見ためだけど、かなりでかいです。高さ1.5mくらいあります。

個人的に、今回の彼の展示で一番好きでした。

これ、部屋においたら一部屋占領されそう。それもイイかも。
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こちらはバースのウェブサイト。最新のプロジェクトがチェックできますよ。

http://www.maartenbaas.com/