先日、東京現代美術館の企画展に行ってきました。

展示は2種類、「トランスフォーメーション展」と「オランダのアート&デザイン展」。

今回はトランスフォーメーション展のリポートです。

展示テーマは「変身-変容」。アートを通じて、人間とそうでないものとの境界を探る、という企画。
映像や彫刻、ドローイングなどで構成されていたのですが、どれも衝撃的な内容でした。

その中でも私の琴線に触れた作品を2点ご紹介。どちらもショッキングな映像が含まれているので、過激なものが苦手な方はご遠慮ください。

スプツニ子!「寿司ボーグ☆ユカリ」。
展示場には、実際に撮影で使用した、寿司ボーグの衣装が置かれてました。
スプツニ子!はジェンダーやテクノロジー・ポップカルチャーをテーマにした作品を中心に制作。
すごいのは、映像作品中の作詞、作曲、歌、役者、衣装も全て自作ということ。映像を制作するスタッフはウェブで募集を行うという方法をとっている。



マシュー・バーニー「クレマスター3」。
人間の身体における内部と外部の関係性や変容をテーマにした、長編五部作の映像作品の3部目。
彼はビョークの旦那さんで、作品を見るのは今回が初めて。
さすが、もとスポーツ選手だけあって、いい身体してます。
ファッションへの影響力の強さ、納得できます。キモイけどカワイイ感じ。