家族揃ってのランチは門司方面へ。


未訪だがチャレンジしたかった定食屋が店休日、近くのステーキ屋のハンバーグランチを狙うがこちらもお休み。

斜向かいの台湾料理も「しばらく休業」。


お店にフラレまくって13時、次の候補を思案しつつ運転していると「圭順」の店先に案内待ちの客が「1人しか」居ない。

これはラッキーと車を横付けし家族を並ばせる。


キャパ15人位の小さな店なのに、いつも行列が出来ていてなかなか立ち寄れず元々選択肢に無かったが、時間が遅かったのが功を奏したのか本当にラッキーだった。


程なくPが空き車を停めて店内へ。

豚骨の香りを嗅ぐとそれだけで舌が圭順のラーメンになる。5年振りで累計10回も来れていないが、ここのラーメンの味は忘れようが無い位美味い。


その昔南小倉に一竜軒という名店があった。子供の頃に親に連れられてよく通った店だが、その店の味にとても似ていて懐かしい。

大畠の一真軒は一竜軒の流れを汲むと聞いた事があるが、圭順もそうなのかも知れない。


そんな事を考えていると着丼する。


ラーメン大650円。


見た目の特徴は並々と注がれたスープ、こぼさないように店員さんが摺り足をするように丁寧に運んでくれる。


スリゴマを掛けてから麵を啜る。

中細のストレートで加水低め、芯を残しながらもやや柔目に茹でられた麵はスープの絡みが良い。

口に入れた瞬間に豚骨の風味と塩味が口に広がり、噛むと小麦の香りがプラスされる。

柔目の麵だが角が立っているようなシャープな舌触りも感じる不思議な食感、このラーメンの主役は間違いなくこの麵だ。


スープは見た目通りの円やかなマイルド豚骨で、初口はあっさりだが飲み進む度に旨味が増していくタイプ。

これは一竜軒や一真軒にも共通している。丼の底にはザラザラと豚骨が溜まっているので、やはり底に近い方が旨味が高いようだ。(この手のスープを個人的にイリュージョン豚骨と呼んでいる)

そして麵を啜りきった後に僅かに鼻腔を刺激する豚骨臭がこのラーメンの完成度を高めていると思う。


サラッとマイルドだが旨味が強く、食べ進める度に旨味が増す並々と注がれたスープ。

スープの絡みが良く噛み応えがあり、小麦の風味を感じられる主役の麵。

また明日も食べたいと思わせる一杯だった。


行列は億劫だが、もう少し訪問頻度を上げようと思う。