鈴木さんは・・・
「・・・ばれちゃ・・・やだ・・・」
鈴木さんはそう呟くようにいいながらうつむいた。
「どうしたんですかっ?」
元気な「田中」と言う子がいった。
田中は鈴木さんと一番最初に会って一番最初に鈴木家に入った子だ。
「あ・・・なんでもないよっ!さぁたくさん食べるんだよ!」
「はいっっ!」
鈴木さんは鈴木家を出た。
「ふぅ・・・」
そういった鈴木さんの背後から・・・
ガバッッ!
----その瞬間鈴木さんは袋の中に入れられ、車で連れ去られていった----
「ちょっと!出してよ!ねぇ!」
反撃しても相手は大人だ。鈴木さんはそのまま連れ去られていった。
キキキィッ
車が止まった。そこは豪邸だった。
「・・・パパッ・・・・」
なんとそこは鈴木さんの実家だったのだ
~第6話完~