「江戸の四季」夏は「辰巳の左褄」江戸城から見て辰巳の方角、つまりは深川(門前仲町辺り)の芸者さんというタイトル。芸を売っても身は売らないという意味で、芸者さんは長い裾を左手で持って居ました。踊るは父鯉男の一番弟子ともいえる眞紗緒さんで、父に付いて通いの内弟子のように修行をしてご自身の会も主催していた師範のかたです。娘道成寺やかさね、落人、鷺娘ほんと色々のものを踊られました。小唄ぶりでは勿体ない実力者で、もっと長い踊りを拝見したかったです。