は高い所に登りたがる。


神様に近づきたいからだという。


でも、


人が高い所に住みたがるのは、


暮れなずむ街を、また沈んでいく太陽を、


いつまでも永く、見ていたいからじゃないのかな。




なんて、思った。



中で、


ふいに歌が流れて、


涙が出そうになった。


好きすぎて困るくらい好きな歌だから、


じゃない。


その歌が流れるほんの少し前に、


桃の匂いがふわっと、香ってきたから。


桃が好きなあの人を、


急に思い出してしまっていたから。


この歌は、今、聴けない。


「愛のうた」なんて、


聴けない。





ふっと別れた彼のことを思い出してしまいました。


もうだいぶ経って、きっと相手も私と付き合ってたことなんて、本当に小さなことに


なってるだろうに。


桃も、「愛のうた」も、本当はそんなに好きじゃなかった。


の街に光るテールランプ、



赤く熟してさわるのもためらうようなCherry、



その辺のお嬢ちゃんには縁がないような、

甘くて、熱くて、危険な恋がしたいの。





夏になると、ふと思う。

王蟲のような赤い丸いのを見たとき、


ふっと恋がしたい、なんて思った。。



際星の数ほど目、合わせてるし、


それ、星の数ほど思い出しちゃうんですけど、


その何分のうちかでも、思いだすことはありますか?


あなたがあたしを見てるときの、


あたしがあなたを見てる顔。





人の目を見て話しますか?

私は相当見ちゃうほうですが、彼には負けます。ガン見大王です。

恋心なくとも、眼力大王です。


そんなに見てるんだから、彼も、ちょっとは思い出してくれないかな、、って

夜、星を見ながら、思いました。

日から、好きな人の定義が変わりました。

友達だと思ってたあなたへの気持ちに気付いてしまったから。


「一緒にいて楽しい人」


もっと、もっと一緒にいたい。





友達を好きになるって、


わたしはありえないと思う、、って思ってたけど、


これが、なんでか、好きになっちゃったんだよなあ。