ここ最近寒いね~

数日前の夜なんて、

あまりに寒いからルーズソックスでも履こうと思い、

クローゼットの中を探しけど無かったんだよ。

あれ?もう処分しちゃったのかな?

いや!持ってないから!

しかも、ルーズに履いてたら寒さをしのげないから!

あはは!

皆さんも気温の変化には注意してくださいね!

 

 

ところで、前回の「青春の荒波」という話は、

実は、自転車で海に行くという部分だけで、

ちょっとした青春物を書く予定だったんだ。

 

ふと、知り合いの女性のインスタストーリーを眺めていたら、

友達と湘南の海をドライブしてる動画があり、

助手席からきらきら光る海を流し撮りしていて、

そのバックで「波乗りジョニー」の曲がかかってたんだよ。

 

おっ、波乗りジョニーじゃん!

そうだ・・・この曲もいいな・・・

よし!これでいこう!

 

それで、曲のイメージ膨らませ、

大幅に内容を変更して書き上げたという事なんだ。

おかげ様で記事をひとつ書く事が出来ました!

どうもありがとう!

 

 

お礼に秋のデザートを用意させて頂きました。

天使の羽根を模したサーフボードが乗ったモンブランをどーぞ!

 

でさ、ちょっと失敗してフルコースで頼むの忘れちゃったんだ。

フルコースだとお水が付くんだけどさ!あはは!

 

真っ白なサーフボードに立ち、

あなたの幸運の波を乗りこなしてみて下さいね!

 

 

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ああーっ!疲れた~!!

だいたい添削の終わりが見えて来たかな~

学校の先生って夏休みも何だかんだと忙しいんだよなー

まあ、高校の先生になるって決めたのは俺自身だから、

別に後悔はないけどさ!あはは!

 

おお、何だ、もう昼か。

駅前に飯でも食いに行くか!

 

 

ガラガラっ!

いつものカツ丼フルコースお願いします!

 

「はいよーっ!あんた、カツ丼とお水ねー!」

 

「おいよっ!頼まれました!がはは!!」

 

 

はあー旨かった!ごちそうさまでしたー!

 

 

じゃあ、スタバでコーヒー飲んでるお洒落な人を眺めながら、

壁にもたれて缶コーヒーでも飲むか!

俺さ、ああいう洒落た所って緊張しちゃってダメなんだよな。

注文とか難しいじゃん?

まるで少女アニメの主人公が唱える呪文みたいでさ!

フルチン・ブラ・ペチィ~ノ!!とか言うんだっけ?

ペチっ!ペチっ!って。ははは!

 

 

あれっ?あいつ、幸男じゃないか?

 

よう!お兄さん元気?

ここで何やってんの?

 

 

「先生!先生こそどうしてここに?」

 

 

ああ、俺?そこで飯食ってたんだよ。

ううん?何か元気ないみたいだけど、何かあったのか?

 

 

「・・・いや、別に。」

 

 

なーに隠してんだよ!話聞いてやるから言ってみろよ?

 

 

「うーん・・・実は・・・」

 

 

なるほどなー、恋の悩みか・・・

お前さ、クラスの中では真ん中ぐらいかな?

トップのグループでもないし、

かと言って、消極的で目立たないわけでもない。

わりかし顔もいいし、磨けば光る十円玉ってとこか。あはは!

 

ありがとな。

人にはなかなか言えない事を正直に話してくれて嬉しかったよ。

だから俺、幸男の恋を応援したいんだけど、

お前の夏休み、俺に預けてみないか?

 

 

「預けるって・・・?」

 

 

いや、そんな大そうな事ではないんだ。

俺と幸男の二人で普段しない遊びをしようかと思ってさ。

じゃあ明日の朝八時に駅で待ち合わせな!

ああ、自転車乗って来てくれな!ちょっと遠くに行くからさ!

 

 

 

おーい!おはようさん!!

おっ!そうだ!

出発前に写真一枚撮ろうか?

はい!チーズ!パシャ!

 

よし!行くかー!

 

 

「先生、行くって何処へ?」

 

 

江の島だよ。

 

 

「ええーっ?横浜から江の島行くの?」

 

 

細かい事気にすんな!行くぞ!!

 

 

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「先生!ちょっと待って!早いって!ぜいぜい!」

 

 

車や電車とかで行くのと違って、

自分の力で進んで行くのって大変だろ?

道ってさ、ネットの地図なんかで見てると簡単に見えるけど、

実際は自分で行って確かめてみないと分かんないんだよな。

でも、たまにはこんなのもいいだろう?ははは!

 

 

「あっ!江の島だ!」

 

 

ふー!お疲れさん!無事に着いて良かったな!

はいよ!未成年のシャンパンをどうぞ!

 

 

「あはは!ジンジャーエールじゃん!」

 

「色が似てるからグラスに入れたら間違えるかもね!」

 

 

 

自分の足でここまで来れたのって、正直すごいと思わないか?

普通やらないだろ?こんな事。しかもママチャリで。

だけどさ、最初はあんなに遠くまで??なんて思ってても、

いざ、こうして到着しちまえば、何て事ないだろ?

幸男、今日からお前はな、

横浜から江の島までの距離は何でもない距離になったんだ。

これが経験から生まれる自信というものだ。

 

これから、こういった一見無駄に見える事をとおして、

磨けば光る百円玉にしてやるからな。

覚悟しておけよ!!ははは!!

 

 

じゃあ次は三日後、朝六時にいつもの駅で待ち合わせな!

山登りに行くから。

ああ、細かい持ち物はあとで電話するからさ。

おっ!そうだ!幸男は髪が長いから散髪行って、

俺みたいに短くしてスタイリングジェルで前髪上げてこい!

短い方が日焼けも似合うし、汗を拭くのも楽だからな!ははは!

 

 

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おっ!いいじゃん~!短髪似合うと思ってたんだ!

いい!いい!いいよ!

じゃあ!行こうか!神奈川県の低山に出発ー!ははは!

 

ガサっ、ガサっ。

 

 

「先生、ここって熊出ないよね?」

 

 

まあ、出ないんじゃないか?

神奈川県って言っても横須賀だからな。

大丈夫だろ?

 

 

「もうじき山頂じゃない?嬉しいなー!」

 

 

おおっおおおっと!!あぶねえな!!

残念だけど、この先は蜂の巣があるから進めないな。

 

 

「ええー?じゃあ頂上まで行けないって事?」

 

 

そうだ。

俺はここに連れて来たお前を守らなければならない。

低山とはいえ、この狭い道で蜂の大群の襲撃を受けたら、

滑落して怪我どころじゃなくなる可能性もある。

だから今日の登山はここで終わりにする。

 

もしな、幸男、お前が好きな子と一緒に来ていたらどうする?

当然、今の俺と同じでなければならない。

 

良く聞く言葉だと思うけど、

 

「俺が責任取るから!」

 

こういうのあるだろう?

あれ、間違ってるんだぞ。

 

責任を取るっていうのはな、

何かが起きてから対処する事ではなく、

何も起こらないように過ごせるようにする事なんだよ。

 

分かるか?

何かの一瞬だけ、口先で責任とってもしょうがないんだよ。

 

幸男がどうしてここまで大きくなれたのか?

それは幸男のお父さんお母さんが、

口先だけではない、心込めた責任を担ってくれているからなんだ。

 

この先、憧れのあの子とデートする事になったら、

口先だけでなく、お前の全部で守ってやるんだぞ。

だけど、そんなのは見せなくていい、出さなくていい、

いつでも胸の中では守ってやれよ。

 

 

「はい!!」

 

 

よし!今日はここが俺たちの山頂だ!

写真撮ろうか?

 

「鷹取山 登頂記念」

 

パシャ。

 

 

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久しぶりの渋谷!懐かしいなー!人がいーっぱい!!

じゃっ、この帽子被って、エプロンして。

 

 

「えっ?な、何するの?」

 

 

声出しだよ。

普段、ほとんど大声出す事って無いだろ?

だから、ここでどこかの店の店員さんを装って、

度胸を付ける練習をするんだよ!ははは!

 

じゃあ、黒いスラックス履いた店長の俺からいくぞ!

 

「いらっしゃいませ!!!」

 

「いらっしゃいませ!!!」

 

「いらっしゃいませ!!!!」

 

幸男、行け!

 

「いらっしゃいませ!!!!」

 

「いらっしゃいませ!!!!」

 

 

いいね~!しっかり声出てるじゃん!

じゃあ後、三十分やってみようか!

 

どうだ?大声出すのって気持ちいいだろ?

 

 

「うん!!すっごい気持ちいい!!」

 

「今まで眠ってた自分を自分で取り戻した感じがするよ!!」

 

 

だろ?

 

 

人は皆、出来る事はたくさんあるのに、

世間体や他人の目を気にして、

本当の自分の能力を出せていないんだ。

だから自分の力を知らないままで自信を持てず、

自己肯定感を自分で低めに設定してしまうんだ。

 

いいか?

物事の価値ってのはな、

すべて自分で決めていくもんなんだ。

 

今はこれが流行ってるから、

誰かがこう言ったから、

みんながそうしてるから。

そうじゃない。

自分で感じた答えを自分で出して行くんだ。

それがお前なんだ。

 

 

(ここら辺で歌でも聴いてみますか?)

 

波乗りジョニー - 桑田佳祐

 

 

ここは俺が17歳の時に人生で初めて来たバーなんだ。

石川町駅、中華街側の出口を出て、

門をくぐってすぐのウインドジャマー。

初めて口にした若草色のカクテル、グラスホッパー。

これが甘くて美味しくてさ。

 

いやー、この夏、幸男といろんな事をしたな~

久しぶりに俺自身も青春を楽しめて嬉しかったな!

せっかくの夏休みなのに、俺に付き合ってくれてありがとうな!

 

 

「こっちこそ、ありがとう!」

 

「俺、嬉しかったんだ。」

 

「無意識で諦めかけてた自分に気付けてさ」

 

 

幸男、あのな、

恋でも人生でも、大切なのは自分に自信を持つ事なんだ。

俺はそれに気付いて欲しかったんだよ。

 

誰しも、どうしたら自信を持てるようになるのか?と、口にする。

そして自分の中にではなく、

他人の意見の中から自分に似合う答えを探そうとするんだ。

だけど、それはな、誰かの言葉に自分を誤魔化してるに過ぎないんだ。

 

それって、自分なのか?その自分でいいのか?

いいわけないんだよ。

誰かの考えに安心して、結局、自分で考えてないじゃん。

そうだろ?

 

そこをちゃんと自分で考えていけるようになると、

自分に光が宿るんだ。

その光を生み出すのが経験なんだ。

今回、お前にいろんな事を経験してもらったのは、

その目には見えない光を自分で探して欲しかったからなんだ。

 

俺は、お前の恋を応援すると言ったけど、

何ひとつ恋に関して教えてはいない。

自分に対して自信の無かったお前に恋愛テクニックを伝えても、

それは何の意味も無いんだ。

まず、少し前の自分に負けない自分になれるように、

それを思ってこの夏を過ごして来たんだ。

 

さまざまな経験がお前を強くした。

ここが恋のスタートラインだ。

 

 

今のお前は夏の日差しを浴びて逞しくなったいい顔してるぞ!!

これ見てみろ、最初に自転車で江の島行った時の写真だ。

今の幸男と全然顔付が違うだろ?

これがお前の自信なんだよ。うん。

たくさん光を見付けられて良かったな!!

 

 

 

そろそろ最後のドリンク頼もうか?

俺はマティーニで。

じゃあ、幸男はシンデレラにしようか。

 

シンデレラはノンアルコールのカクテルだから、

酒が飲めない人や未成年にピッタリだ。

マティーニはカクテルの王様と言われているんだ。

そしてカクテル言葉が、

 

「知的な愛」

 

素敵だろ?

知的な愛でシンデレラをちゃんと守ってやれよ!

 

 

「うん!!」

 

 

 

 

 

後日・・・

 

 

「先生!俺、付き合ってって伝えて来たよ!」

 

 

そうか?で、どうだった?

 

 

「もじもじしながら、今回はごめんね・・・って」

 

 

やったじゃん!!

お前の勝ちだぞ!

 

 

「えっ?ふられたのに?」

 

 

お前さ、ふられたのに全然辛そうじゃないじゃん?

すっきりした顔してるな?

それって、好きな彼女に対して力負けしてないって事だぞ。

そのお前の自信はしっかり彼女に伝わってるから。

 

彼女はな、この夏で魅力がアップしたお前に戸惑ってるんだよ。

クラスの序列の中で真ん中あたりのお前と付き合うと、

他の子たちに何か言われないかな?恥ずかしくないかな?

たぶんそんな事を気にしてるんだろう。

 

逞しくなったお前は次第に序列の上位へと進んで行く。

そして、クラスの中でお前の価値が認められると、

人目を気にして交際を断るしかなかった彼女も、

自分の偽りの気持ちに気付いて、お前が気になり始める。

 

そりゃー彼女も戸惑うよな?

ひと夏でここまでカッコよくなるんだもんな!

だから大丈夫だ!何も心配するな!

 

 

さっき言ってたよな?

 

 

「今回はごめんね」

 

 

ってさ。

 

じゃあ!時期を見て次回を作ればいいって事だ!

 

当然お前は、この恋の波に乗るよな?

 

 

「当たり前です!!!ははは!!」

 

 

おしっ!!いい顔してるな!!

 

知的な愛でシンデレラをエスコートしてやれよ!

 

 

 

九月最後の日曜日、

あなたはお元気ですか?

 

今日の横浜は、きらめきを封印した曇り空だったけど、

ゆるやかに風が吹いて過ごしやすい一日だったよ。

 

ちらっと週間天気予報を見ると、

どうやら来週の日曜日まで気温が高い日が多いみたいなんだ。

最近は春や秋のいい季節が短く、

なんか急に季節が切り替わる感じだね。

 

俺としては寒くも暑くもない、

24度くらいが快適で好きなんだよな。

一年中このくらいだったら最高なんだけどさ!

 

で、たまに一週間だけ、

真夏の週や真冬の週があって、

その時だけ特別な季節を楽しむのもいいな~!

 

 

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上の写真は、神奈川県鎌倉市の稲村ケ崎公園前の所。

以前は、メインという名のレストランだったけど、

閉店してしまい、現在は別の会社が入ってるみたいだね。

 

写真の奥に江の島が見えてるけど、

その右側に富士山が大きく見えるんだ。

外気がピリッと緊張した寒い日の朝にドライブすると、

夏の光のもやが消え、

あの夏より少し高画質になった富士山が見れて気持ちいいんだ。

 

でさ、もう少し江の島の近くまで行き、

右折してしばらく進むと、

「PINY」という名前のパン屋さんがあるんだ。

パン屋さんというかパンレストランかな?

昔は良くドライブがてらモーニングを食べに行ったっけ。

 

この時期の海は人が少なくて気持ちいいから、

海辺をドライブデートする時があれば、

彼や彼女と旦那様や奥様と、

ちょろっと立ち寄ってみるのもいいですよ!
 

 

あっ、そうそう!秋の味覚と言えば・・・

そう!月見バーガー!マクドナルドのやつね!

俺さ、あれ好きなんだよな。

昔、静岡県の浜松市に車の合宿免許に行った時に初めて食べて、

それ以来、大好物になってしまって、

浜松にいる二週間、毎日食べてたよ!あはは!

 

あなたはもう食べましたか?

歩いてる時にでも、ふと、思い出したら、

気軽に小さい秋に誘われてみて下さいね!

 

ではまた!

 

 

ポールポジション - 今井美樹