こんにちは
緊急事態宣言も解除されはじめ、少しずつ日常を取り戻そうとしておりますが
皆さまいかがお過ごしでしょうか
さて、本日は前回の山小屋泊から、いよいよ頂上に向けて出発します
予定よりかなり早い0時30分頃には身支度を整えて
いざ、真っ暗闇の山へ向かって歩き出します
もちろん街灯もなく、自分と他の登山者がつけているヘッドライトのみが頼りとなる夜中の登山…
かなり心細く感じましたが、周りにもちらほら同じタイミングで出発する人、夜通し登っている人がいたので少し安心しました
ただ、岩山を登る時は、命綱もなく風がびゅんびゅんの中進むので
一歩間違えれば滑落
みんな、よくこんな怖いことするな・・・と、何度も恐怖を感じました
ちなみに、こんな岩場を登っていきます
そして、かなり寒いです
昼間の登山とは全く別物です
私はヒートテック ポリエステル素材のTシャツ 長袖 フリース ダウン レインコートに
ニット帽 ヘルメット フェイスマスク
手袋
厚手の靴下
お腹とつま先にはカイロを貼ってました
というのも、私は普段からかなりの冷え性なので、山の中で低体温症にでもなったら…
という恐怖からかなり入念に準備をしていきました
その甲斐あってか、かなり快適な登山が出来ました
寒さを感じていたらきっと、こんなにスムーズに登れなかったと思います
友人とお互い気を付け合いながら一歩ずつひたすら真っ暗の中進みます
景色が変わることのない、というか、周りが見えない道をただただ進みました
少し進むと山小屋の灯りが見えてきて、この灯りを目指して進みました
2時過ぎに山小屋に到着し、少し休んで、身体が冷えないうちに再出発
また少し進んだところに広い休憩スペースが取れる山小屋があったので、
ここで昨日いただいたお弁当を食べがてら休憩
強風なので飛ばされないように注意が必要です笑
この辺りから登山者が増えてきて
途中にある標識がついに山頂まで900mを切ったので
あと少しとまた、パワーが出てきました
ここからの登山は渋滞すると聞いていましたが、本当に大渋滞の中少しずつ進みます
奥に見える光の点々が登山者のヘッドライトの光です
風びゅんびゅんのふきっさらしの中少しずつしか進まないので
後ろに居た若いカップルは寒い・・・寒い・・・と言っていました
本当に防寒は入念にするべきです
そして、渋滞している中、ルートを外れて順番抜かしをしていく人も少なくありません
本当に危険な行為です
小さな石ころでも、下に居る人に当たれば命を落とす可能性があります
絶対にやめていただきたい
ここでの登山は、渋滞の中少しずつ進んでいくので体力的にはきつくないです
途中にある山小屋も、休憩をせずに素通りできるぐらい、体力はありました
ただ、明らかに酸素は薄くなっている・・・・
少しの段差を登るだけで、かなり息があがりました
そうして登ること約2時間・・・・
頂上まであと少し、というところで、うっすらと空が明るくなってきました
みんなが頂上でご来光を見たいので、進むペースが急ぎ足になり
付いていこうとすると、息があがる・・・・
でも頂上から見たい・・・ただ、ここで焦ると後で大変なことになる・・・と自分にセーブをかけて
自分のペースで進みました
そして、頂上付近に誘導しているスタッフさん?がいて
「今日は雲が厚いから今から頂上まで登っても、ご来光に間に合うよ~
立ち止まらず進んでね~」
とアナウンスしており、私たちも必死に進みました
やっとの思いで頂上に到着・・・
鳥居をくぐって、念願のご来光を拝みました
こんなに太陽のパワーを強く感じたことはないほど、本当に大きなパワーでした
ここまで綺麗にご来光が見えることは少ないらしいので、本当にラッキー
しっかりと目に焼き付けて
富士山山頂上奥宮に参拝をしてお守りを買い
ゆっくりと頂上を堪能しました
まさか、自分が本当に山頂まで行けるとは思っておらず
何とも言えない気持ちになりました
ひたすら、感動
日本一の高さから見える景色をしっかり目に焼き付けて
友人と一緒に「死ぬまでにしたいこと」の1つをクリアできたことを、心の底から嬉しく思いました
しっかり頂上を堪能した後は下山です…
ここからがまた大変で…笑
ですが今日のところはこの辺で
それでは また