おはよう

私の可愛いバラちゃんたち

今日もよろしくね


日曜日

ガーデニング日和で

ウキウキと庭に出た


種まきして

芽が出た一年草を

ポットあげする予定だった


でもまあ

まずは

バラたちに液肥をあげよう


あと株元に堆肥をあげていないバラに

あげなくちゃと

株元の草を取って

落ちた葉をあつめていたら

見つけてしまった


一番みたくない物



周りの虫の糞みたいな粒々は

ニームペレット


それじゃなくて


これ↓



胡桃みたい

でもご存知の通りくるみではない


これが何かなんて

書きたくない

病名を言いたくない



この木は

シャルルドミル


実はこのシャルルドミル

昨年も塊を見つけて

その時は

患部を切り取って

硫黄石灰を原液で塗りたくっておいた


完全なる自己流治療だ


一年だけ様子を見て

それで再発したら

諦めようと思っていた


実は数年前に

実家のグラハムトーマスが

同じ病になったとき

この方法で

完治したんだ


(マネする方はいないと思うけど

マネしないでくださいね)


トーマスは治ったのになあ

あーあ

どうしよう


とりあえず

どっこらしょと立ち上がって

この場を離れて

しばらく草取りした


心がずしんと重くなって

辛い日曜日になってしまったなあ

さっきまであんなにウキウキしてたのに

と思うと

悲しくて


遠くからシャルルドミルを眺めて

周りのバラたちを眺めて

決心した


廃棄するしかない


この病気は

本当のところ

どうなんでしょうね


YouTubeで見たりしても

プロの意見も様々だが

私は廃棄を選んだ


感染することは間違いない

それだけで

廃棄するに十分な理由だろう



未練を断ち切るように

上も下もガシガシと切って

地面から切り離した


後はひたすら根を追って掘った


四方八方に伸びている

とても綺麗で立派な根だった

根にはこぶなど

ひとつもなかった


ほんとに病気だったのかな?

もう一年様子を見たら

大丈夫だったのではないだろうか


後悔が渦巻いてくる


先月綺麗に咲いて

ブログにものせたばかり

あんなに立派な木を

私は切り刻んだのだ




痛いよやめてと
シャルルドミルが泣いているように
感じて


無心でやらなければ

辛すぎる




バラを育てていると

枯れてしまうことはたまにはある


でも咲いているのに

破棄したのは

初めてだった


今でも

良かったのか

間違いだったのか

思い出すと胸が苦しい



抜いた場所は

踏まないように石で囲った


枝と根と土で

大きなゴミ袋四つ

その日のうちに

廃棄した




長靴に付いた土から

感染しないだろうか

同じハサミを使いまわしてたな


心配はつきないが

仕方ない


もっと元気な有機土壌にして

ウィルスを食べてもらうよう

堆肥とバイオの肥料を

よくすき込んでおいた



ごめんよシャルルドミル

一昨年植え替えたのが
悪かったんだね



君を植え替えるんじゃなくて

さつきの生垣を

切ってしまえばよかった


大好きだったのに



私は引きずり女で

いつまでもクヨクヨするたちだ


そんな私を慰めてくれたのは

この子達



囲うための石を集めてたら

ぶっといこんなのが

ウヨウヨ



君たち

うちの庭にいてくれて

ありがとね




日陰で

全然実がならない文旦に

可愛い実を見つけた



これを見て

さらに少しだけ

気分が楽になった





在りし日の

シャルルドミル




庭の真ん中で

誇らしげに咲いていた




植え替える前は

ほんとに綺麗だった



あまりに綺麗で

庭の真ん中に

移植したんだ


今回のことで

大きな木の移植は

怖くなってしまったな



くしゃくしゃなお顔

可愛い蕾




もう一度

お迎えする気持ちになるかしら



シャルルドミル

ばいばい



今日もいい日になりますように