経済力学(デフレやインフレの起こるメカニズムに関するエントロピー理論を用いた考察)」第1編第3章 その9憲法改正を許せば今の平和な日本はそこで終わってしまうという事実 ひーろまっつん著

 

  私たち日本人が、第二次世界大戦後80年余りの間、築き上げてきた今の平和な日本は、なぜ、これまでの間、平和を維持できたのだろうか?と、皆さんは、本当に考えたことがありますか?

 

 私が、なぜ、これまで80年余りにわたって日本が平和を維持してこれたのかを考えたことをまとめて説明すると、日本の昭和天皇陛下は、第二次世界大戦を、連合国軍のポツダム宣言を受託して、無条件降伏し、長きにわたる戦争を終結させました。

 

 そして、連合国軍の総司令官であった、マッカーサー元帥の提案を受けて、昭和天皇陛下の名の下で、日本国憲法が発布され、この憲法において、日本が世界平和の実現という崇高な理想と目的を達成することを、全世界に対して誓ったのです。そして、天皇陛下は、日本国の象徴ですから、日本国民全員で、この崇高な理想と目的を達成することを誓ったことになります。

 

 そして、日本国憲法第9条において、日本国民は、国際紛争を解決する手段としての戦争を永久に放棄することも、全世界に対して誓いました。

 

 そのような、日本が侵略戦争をこれまで引き起こしてきたことを心から反省し、日本国憲法という日本の最高法規において、世界平和を誠実に希求する姿勢を持ったことが、全世界に受け入れられ、今まで、80年余りにわたって、平和な日本を維持してこれたのだと、私は思います。

 

 しかし、今の日本の政府与党とその補完勢力といわれる、維新の会、国民民主党、および、立憲民主党の政治家たちは、この世界平和という崇高な理想と目的を達成することを、わが日本が、全世界に対して、日本国憲法において、誓ったことを、完膚なきまでに無視し続け、自分たちの思い通りに、全てを、変えてしまおうとしているではありませんか?

 

 今の政府自民党・公明党とその補完勢力といわれる、維新の会、国民民主党、立憲民主党の政治家たちは、自分たちの思い通りに、この日本を支配してしまおう!という、本当に悪どい魂胆が、見え見えです!!

 

 そして、政府自民党の、改憲案を見てみると、私たち国民の基本的人権の尊重や自由まで、踏みにじろうとしていることが、きちんと理解できます。

 

 そんなことを許してしまったら、平和な日本は、そこで終わってしまうと、私は思います。

 

 日本国憲法の三大原則である、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重も、今の政府自民党の政治家にとっては、ただ単に目障りな決まり事でしかないのだと思います。

 

 日本国憲法は、日本の最高法規です。

 

 その日本の最高法規全く無視した、政治姿勢を貫いている、政府自民党の国会議員たちは、日本国憲法で定められている自らの歳費も本来であれば、受け取る権利は全くないものと私は思います。

 

 なぜなら、自分たちにとって都合の良いところだけは守り、自分たちに都合の悪いところは、完全無視するような、本当に人間として最低なことを平気でやっていると、私自身はそう思うからです。

 

 そのような政治倫理感も、道徳心も全くない人間達に、国の政治を決して任せてはならないのです!!

 

 そのことを、日本国民であれば、きちんと理解しておく必要があるものと私は思います。