経済力学(デフレやインフレの起こるメカニズムに関するエントロピー理論を用いた考察)」第1編第3章 その8アベノミクスとは日本国民を経済破綻させるための騙しの手口であったという事実!ひーろまっつん著

 


 経済というのは、お金の流れや循環のことです。

 

 つまり、経済も流れであるために、流れる方向が決まっています。流れというのは、高いところから低いところに向かって流れることは、皆さんもご承知の通りです。

 

 しかし、人間の体内に流れる血液は、心臓という、ポンプの役目をする臓器によって、血液が体内を循環するようになっています。

 

 その体内ポンプの役目を経済において行なっているのが、国家の徴税という制度なのです。

 

 つまり、国が、徴税という制度によって、お金を汲み上げて、人々に役立つ行政というサービスを通して、人々に、徴税で集めたお金を、分配する役割を、国家は、担っているのです。

 

 そして、徴税に於いては、担税力(税金を負担できる能力)に応じた、税金の徴収が行われなければならないのです。それが、徴税という制度における平等原則になるのです。

 

 しかし、現在の日本においては、最も、税収が大きいのは、最も担税力の低い、個人の消費にかかる消費税であり、その金額たるや年間40兆円以上に上り、日本の全税収のうちの約半分を占めており、徴税に於いても、本来の徴税の形態から、完全に逸脱した形での徴税が行われているというのが事実なのです。つまり、事実として、不平等な徴税が行われていることになるのです。

 

 本来であれば、担税力の最も大きい、巨大企業が、多くの税金を負担しなければならないのにもかかわらず、巨大企業は、現在の日本政府から税制を優遇され、ほとんどの巨大企業がまともな税金を納めていないのです。

 

 このように、国家の徴税システム自体が、明らかに矛盾した形態をとっているのですから、日本経済自体が壊れて来ているのです。

 

 なぜなら、心臓の病気に罹っているのと同じで、ポンプの正常な役目を、今の日本国家が、全く果たしていないのですから、日本経済自体が、もはや、死に体の状態になっているのと同じなのです。

 

 つまり体全体に血液がいきわたらずに、身体の一部組織が、現在は、壊死を起こしてきている状態だと言えるでしょう。

 

 そのため、多くの日本国民が、貧困に苦しんでいるのです。

 

 そして、担税力の最も低い個人から、全税収の約半分、国家予算の約3分の1に当たる金額になる、多大な徴税を行なっているために、国民の暮らしは、どんどん貧しくなってきていると言えるのです。

 

 そして、今の日本国民の給料も、下がる一方であり、また、現在では、輸入物価の高騰により、私たち、日本国民の実質賃金も下がる一方です。つまり、私たち日本国民の実質的な収入がどんどん下がってきているために、私たちの暮らしは、どんどん貧しさを増すばかりになってきているのです。

 

 このような、国家が、間違った徴税システムによる徴税を行い続けていることも、日本経済を矛盾に陥れ、経済システムの故障を招く非常に大きな要因になっているのです。

 

 このまま、今の政府与党に、国の政治を任せておいたら、間違いなく、日本国民全員が瀕死の状態に陥ってしまいます。

 

 これまで、日本経済は、アベノミクスという、全く経済的根拠の無い、経済的愚策によって、日本国民は、どんどん貧しくさせられてきたのです。そして、巨大企業ばかりが、非常に大きな経済的恩恵を受け、アベノミクスは、日本国民にとっては、豊かさを奪い、貧困にまで陥れた、憎むべき政府与党の政策でしかなかったのです。


   つまり、アベノミクスとは私たち日本国民を経済的に破綻させるための騙しの手口でしかなかったわけです。


 そして、今の政府与党は、最も担税力の低い、個人に対してだけ、多大な税負担を求めるという、本当におかしな行動をとり続けているのですから、プライマリーバランスなど、全く正常化するはずはなく、税負担の公平性さえ全く無視した、本当に、おかしな、そして、異常とも言える政治を堂々と行い続けているのです。 


 それでいて、今の政府与党の政治は、国民に対して自助努力だけを求めています。こんな理不尽な政策ばかりを行っていながら、その上、全て、個人に対する自己責任論を押し付けてくるという、今の政府与党の政治が、いかに、異常な政治を行っているのかを、これが全てを物語っています。

 

 また、今の日本の政府与党が本当におかしな、そして異常とも言える政治姿勢を取り続けているという、日本国民の正常な認識も、全く持って、欠如しているために、今の政府与党の本当におかしな、そして、異常とも思える政治の言いなりになっているだけであるために、私たちの暮らしが、根本的な貧困という問題を大きく抱えるようになってきていると言えるのです。

 

 前回の記事も含め、これまで説明して来たように、今の政府与党の間違いだらけの政治姿勢により、これだけの日本経済における矛盾を作り出し、日本の経済システムを故障させた状態を、治す気もさらさらなく、維持し続けたままでいるのですから、日本国民を貧困にまで陥れた責任を、今の政府与党に、いち早く取らせて、今の本当に無責任な仕事ぶりを、一切、辞めさせなければ、私たち日本国民の命すら危ぶまれる、今は、本当に危機的状況になっているのです!

 

 今度の夏の参議院議員選挙では、今の政府与党を必ずや、今の国会における有利な立場から、引き摺り下ろしてしまわなければ、私達、日本国民の命が本当に危ない危機的状況なのです!!

 

 もしかしたら、私たち日本国民が、行う最後の選挙になるかもしれない、本当に大切な選挙です!

 

 本当に、日本国民が、生き延びることを選択できる最後のチャンスになるかもしれません。

 

 自分自身に与えられた、本当に貴重な一票を、決して無駄にしないよう、一票の重さを感じながら、是非とも、投票に足を運んでいただきたいと、私は、思っています。

 

 現在は、新型コロナの影響で、国民生活も、本当に苦しさを増すばかりですが、日本国民が生き残る道は、今の政府与党の悪政から、死に物狂いで、抜け出すことです!

 

 それが、もし、できなければ、この日本の未来は、完全に失われてしまうことになるのです!

 

 今の与党自民党公明党を信じ続けていたら、私たち日本国民の命さえ奪われる事態になってしまいます。

 

 今度の参議院議員選挙は、それだけ大切な選挙になりますが、必ず、日本国民全員に、投票に足を運んでいただきたいと、私は、切に、願うばかりです。