今は、令和という時代になったが、令和の時代には、株式投資は、ナンセンスな投資方法になったと言われている。

 これからの時代では、しばらくは、現金を持つことを、より重要視した方が良いかもしれない。

 なぜなら、今の時代は、世界中で金融緩和により、お金が溢れかえっている状態であるうえに、金融商品が多様化し、ジャンク債などを証券化して投資適格商品として、証券会社が販売しているような時代である。

 だから、そのような金融商品に騙され、購入した、大企業や、金融機関が、倒産の危機に直面するような状態を迎えつつあるため、そのうち、必ず、金融危機が世界中で起こりうると言われるようになっているのである。

 そして、世界のGDPよりも、金融商品の値段のほうが、断然、高い状態であるため、株式に投資をしたとしても、高値掴みになりうるような状態であり、今の金融商品自体に、全く魅力を感じなくなりつつあると言えるだろう。

 このような、時代的背景があり、株式投資をすることは、やめたほうが良いとさえ、言われるようになっているのである。

 これからの時代にふさわしい投資方法は、自分の能力に投資をすることかもしれない。

 自分の能力を高めるための投資や、自分の時間を作るための投資、また、リラックスできる時間を得るための投資、自分の健康を保つための投資なども必要だと私は思う。

 また、私自身は、お金を貯めて、現物投資をするのもいいと思う。

 私自身は、切手収集が趣味なこともあり、記念切手をシート購入するようにしているが、お金を物に変えるという行為は、自分が出す金額と同じか、それよりも高い金額的価値があるものに変えておくことで、貯蓄と同じ効果が出てくるのである。

 その点で、切手は、決して値崩れすることなく、いつの時代も使い続けられる商品であるため、私は、貯蓄的意味合いで、記念切手をシート購入しつづけているのである。

 記念切手を必ずシート購入するのは、細切れの記念切手よりも、シートの方が、プレミアがついた時に、より高値で売れるためである。

 また、自分が気にいった絵柄の記念切手は、2シートづつ購入して、実際に手紙を出す際に使ったりもする。

 切手は、私にとって、絵画や写真と同じ芸術品なのである。

 私は、記念切手の収集を続けて、そのうち、記念切手博物館でも開きたいと思っている。

 そのような、実益を兼ねた、自分の趣味にお金を投じるのも、悪くないと、私は思うのである。