これからの株式投資の戦略について、私なりに考えてみたい。

 

 これから、世界の景気は下降して行くと考えられているようであるため、日本の株価についても、下がり調子になって行くと考えられる。

 

 また、今年10月には、消費税増税も予定されている。

 

 消費税増税の影響で、株価の下がり調子に拍車がかかると思われるため、直近の安値である、18,000円台まで、日経平均株価は下がるかもしれない。

 

 そこで、再び、政府が財政出動を行えば、株価は一時的に20,000円の大台に戻るかもしれない。

 

 しかし、現在の円高基調が重しとなって、日本を震源とする、世界恐慌が起きる可能性も否定できない。

 

 この恐慌は、消費税増税ショックということになるが、みるみるうちに、株価は下がり続け、12,000円台まで、一気に株価は下がるかもしれない。

 

 そうなれば、再び、投資チャンスが巡ってくる。

 

 それまでの間は、現金や預金で、お金を持っていた方が良いことになる。

 

 そして、再び、投資チャンスが巡ってきたときに、銘柄選定をきちんと行い、自分の投資目的と合った株式に投資することが重要になってくる。

 

 かの、菅下清廣さんも、「2021年まで待ちなさい」という本を、最近出したが、その頃まで、待てば、投資チャンスが再び巡ってくるかもしれない。

 

 今は、その時の、タネ銭を貯めておくべき時期と言えるだろう。

 

 しかし、現在、株式の積立投資をしているならば、配当狙いで、積立を継続しておいてもいいと思う。値の安い、配当がそこそこ出ている株式での積立投資ならば、継続して行ってみるのも手である。

 

 今から三年間の間に、年間配当が3パーセント以上の、値の安い株式に積立投資を継続するならばであるが、それはそれで意味のある投資となろう。