これからの時代の投資について考えてみたいと思う。

 

 まずは、投資で資産(お金を生み出すもの)を形成することを、投資の目的とするならば、これまで、積立預金だけでお金の運用をしてきた時代から、積立投資の時代に変遷していることである。

 

 お金を増やすという投資の一つの目的を考えた場合、お金を資産として持つことが必要な時代になっていると言えるであろう。

 

 そして資産と負債の違いは、お金にプラスのキャッシュフローをもたらすものと、マイナスのキャッシュフローを生み出すものの違いであることを十分理解する必要がある。

 

 ここで、投資信託と、株式のキャッシュフローの違いについて考えてみよう。

 

 まず、投資信託では、プラスのキャッシュフローを生み出すことができるのであろうか?

 

 投資信託では、配当があるものを除けば、プラスのキャッシュフローを生み出すことはない。配当があるものでも、その分、基準価格が目減りする。

 

 そして、信託報酬や、信託財産留保額等のマイナスのキャッシュフローも生み出すことも考える必要がある。

 

 

 株式では、配当という形でプラスのキャッシュフローを生み出すことができる。しかし、配当落という形で、一時的に、資産価格が目減りすることはある。

 

 しかしマイナスのキャッシュフローを生み出すことはない。

 

 投資信託では、全く増えなかったとしても、マイナスのキャッシュフローがあるため、その場合には、負債にもなり得るということが理解できたであろう。

 

 

 これからの時代に、投資を考えるのであれば、是非とも、このお金のキャッシュフローのことも考えた投資をする必要があると、私は考える。

 

 プラスのキャッシュフローを生み出すのが資産であり、マイナスのキャッシュフローを生み出すのが負債である。

 

 このことを十分考慮に入れて、賢く投資をしていただきたいと思うのである。

 

 

 そして、投資にはリスクがあり、リスクとは可能性のことでもあり、不安要素のことでもあるということ。

 

 そして、リスクヘッジ手法としては、積立と、適度な分散投資、そして長期投資があること。

 

 この点を十分考慮に入れた投資を、ぜひ、行っていただきたいと思う。

 

 そして、資産を築いて、その収入で、十分生活ができるようになれば、それが投資の最終的な目的となるであろう。

 

 投資により資産形成を行うことで、それは実現可能なのである。

 

 そして、お金には、パワー(力)がある。

 

 つまり、お金のパワーをうまく利用して、仕事をさせれば、お金をさらに生み出すことができるのである。

 

 投資とは、つまり、このお金の持つパワーを利用して、仕事をさせて、お金をさらに生み出す行為であると思えば、それほど、怖いものでもなんでもないことが理解できるであろう。

 

 そして、投資には、波動の性質があることも、理解しておく必要がある。

 

 つまり、投資をするならば、波動の性質についても、学ぶ必要があるのである。

 

 投資について学び、そして、その学びを生かして、投資を行い、資産形成のためにぜひ、役立てていただきたい。