家を持つ場合、一軒家、もしくは、マンションのどちらを選ぶべきでしょうか?

   また、どちらの方がお得なのでしょうか?

   それは、あなたが望むライフスタイルで選ぶべきだと言えると思います。

   例えば、都会暮らしを望むならばマンションに、郊外や田舎暮らしを望むならば、一軒家に、必然的になる場合もあると思います。

   また、家の取得にかけられる予算によっても、変わってくる場合もあるでしょう。

   税制面からは、都会暮らしのほうが、固定資産税や、都市計画税などが高くなる傾向がありますが、新築の木造などの一般住宅では、新築後3年間、また、新築の地上3階建以上の中高層耐火建築物では、新築後5年間は、新築住宅に対する特例で、固定資産税が2分の1となる減税が受けられます。

   その他は、一軒家と、マンションのどちらの場合でも、税制面においては、あまり変わらないと思います。

   望むライフスタイルによって、生活予算的に変わってくることのほうが大きいのではないかと思います。

    例えば、車を所有する場合、自宅に駐車スペースがあれば、駐車場代はかかりませんが、マンションの場合は駐車場代がかかります。

   また、マンションの場合は、管理費がかかりますが、一軒家の場合はかかりません。

   また、ペットを飼う場合などは、マンションは集合住宅なので、飼うことができないところもあると思います。

   このように、どのようなライフスタイルを望むのかで、一軒家かマンションのどちらを選ぶべきかを決めるべきだと言えるのではないかと思います。

   都会暮らしでは、交通手段が整っているため、あまり、交通費をかけなくても、自由に移動できるなどのメリットもあると思います。

   逆に、郊外や田舎暮らしでは、車がないと移動手段が限られてしまう可能性もあります。

   そのため、どちらの方がお得だとは、いえないと思うのです。

   住宅の取得は、一生で最も高い買い物であると言われています。

   そのため、ご家族で、どのようなライフスタイルを望むのかを、十分話し合った上で、住宅の取得については、決定するべきではないかと思うのです。

   最近は、家を持たないで、一生、賃貸住宅で過ごすことを選択する人もいます。

   人それぞれ、様々な考え方や、ライフスタイルがあるので、どちらの方が良いか悪いかなんて、わかりません。

   お金の使い道も、人それぞれなのです。

   お金を貯めて、将来のことを考えるならば、家を持つことも、1つの選択肢にはなると思いますが、家を持たないで、他のことに、もっと、お金を使いたいという人もいるのです。

   また、住宅ローンを組んで、住宅を取得するとなると、35年ローンを組んだ場合、支払総額は、元の物件価格の倍近くになってしまうこともあり得ます。

   それを、無駄な出費だと思う人もいるのです。
   
   そのようなことで、家を持つ、または、持たないことを、若いうちから決めるよりかは、私自身は、お金を貯めて、投資により増やしながら、そして、様々な経験をしながら、自分の人生を有意義なものとするために、日々の生活を楽しみながら自分の人生を謳歌していくことができれば、いいのではないかと思うのです。

   そして、自分の老後には、海外で過ごすことを考えてもいいし、国内では、田舎の温泉地や海の近くに、小さな、夫婦2人で暮らせるような、自宅を持ってもいいといった具合に、選択の余地を残せるようなライフスタイルも、悪くはないと思うのです。

   少し、話は、お題からはそれましたが、家を持つか持たないかを、早いうちから決める必要は、別にないのではないかということです。

   仕事や、日々の生活をしながら、そしてお金を貯めながら、必要に応じて、住宅を取得するかしないかは、考えていけばいいのではないかと思うのです...。