No.046
普段サッカーの話ばっかしとる自分ですが、
子供の頃はカープ帽を被り、
グローブとマジックペン持参で市民球場に出向く
少年時代を過ごしておりました。
時はカープ黄金時代真っ只中。
強いカープは僕らの誇りでした。
今と当時の野球では質が違うんで、
そもそも比較すること自体ナンセンスではありますが、
個人的には一番カープが強かったのは
この黄金時代だと強く思っております。
そんな黄金時代の中心に常におったのが
浩二と衣笠でした。
当時の自分の一番のアイドルは浩二でしたが、
衣笠あっての浩二、浩二あっての衣笠なのは、
子どもながらに十分理解してました。
小学生の頃はソフトボールする時は、
ショートかサードを守る事が多かったけど、
ショート守るなら慶彦、サード守るなら衣笠の
スローをまねてやっとりました。
打つ時も、少し引き付け気味にバットを立てて構えて、
思いっきりバットをスイングする。
同世代の人らなら真似をしとったのは
僕だけじゃないと思います。
ぶっちゃけ、かなりムラのあるバッターではあったよね。
スランプに陥ったら結構長かったりしたしね
でもね、ここぞって時に打ってくれるし、
何よりあの豪快なスイング見とったら、
そんなモヤモヤも吹っ飛んでしまいますわ。
そしてもう言うまでもないですが、
倒れても倒れても何度でも起き上がってくる、あの鉄人ぶり。
強さの代名詞であり、これも広島の誇りでした。
そんな鉄人が逝ってしまうとは、、、、
一報を聞いた時、「嘘じゃろ、、、」って感じで、
ショックが半端なかったです。
自分は見てなかったんですが、
数日前までテレビ中継の解説されてたそうですね。
仕事への責任感もあるじゃろうけど、
何より野球が大好きで、体が辛くても野球に携わっていたいって
気持ちがずっと強かったんでしょうね。
かっ飛ばせ~!祥雄!!
僕らカープファンが市民球場で叫んでいた頃から30年以上経って、
強いカープが甦ってきました。
今ではYOUTUBEとかで在りし日の鉄人のプレー振りも
動画で見れたりするんで、若い世代の人たちにも
カープを心から愛し、支えてくれてた広島の誇りの姿を
是非見てもらいたいなと思ったりします。
ありがとうの言葉だけでは全然足らないですけど、
本当に感謝の思いで一杯です。
沢山の歓喜や感動や夢をほんとありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。
鉄人万歳!!!