腰布は下着の中でも最も単純なものです。恐らく人間によって初めて着用された下着でしょう。腰布には大きく分けて3つの種類があります![]()
そのうちの一つは長い三角形の布で出来上がっていて、それぞれのコーナーに紐か幅の狭い布地が縫い付けてあります。この紐はウエストの回りにめぐらされて結びれます。布の一部は両足の間からそれを覆うように持ち上げられて腰紐に挟み込むか、そうでなければ腰紐に結び付けます。
別の種類は、スカートのようなもので、布地を腰の周りに巻きつけるように数回めぐらします。これを帯で留めるわけです。暖かい気候では、腰布がただ一つの衣類ということになるかもしれません
その場合には下着とは言えないかもしれませんね![]()
しかし、寒い地域では、腰布は人の衣類のなかで基礎的なものになり、他の衣服によってカバーされることになります。
3つめは、長い一本の布地からなるもので、日本で「六尺」と呼ばれているものです。文字どうり、引き伸ばすと長さが6尺になるのでそう呼ばれます
先ず、腰の周りにこの布地を巻き締め、それから両足の間を通して、最後に、初めに巻いてできた腰のバンドにたくし込むようにして留めます。
ほとんどの古代文明では、腰布が利用可能なただ一つの下着でした![]()
実は古代社会の女性も腰布を身に着けていました。上に示されるように、古代のギリシアやローマの女性は、胸を支えたり隠すためにブラジャーのようなものをしばしば着用していました。また、多くのローマの女性は現在の女性が着用しているパンティーのようなものを身に着けていました。


