私にはめずらしく、ミステリではなくホラーです。
ホラーはあまり好きではないのです。。。
とくに、牧野修さんは、
以前、「アロマパラノイド」という作品を読んだ時に、
あまりの独特な世界についていけず、
最後まで「???」状態だったので、避けてたのですが、
児童虐待というテーマで、どうホラーなんだろう?
と思い、読んでみました。
良かったです。
児童虐待の電話相談をしている主人公が
不思議な出来事に巻き込まれていく。
悲惨な虐待が起こるかたわらで、天使を見つけたと言う人々。
人はなぜ、幼い子供を虐待しなくてはならないのか―
"してしまうのか”ではなく、"しなくてはならないのか”
主人公が思う疑問の答えが、怪事件を追うごとに見えてきます。
確かに、ホラーでした。
でも、スプラッタ的なホラーではなく、
じわじわとした恐さ。
リアルな人間の恐さです。
テーマにも考えさせられるし、久々に読み応えのある作品でした。