最初に言っておくがこれはあくまで俺の考えであって異論や反論もあるだろう。だが、最高と思えた浪人生活を終えた俺が感じたことである。
俺は早稲田に落ちて仕方なく明治に進む決心をしたが、華の大学生を謳歌しようと考えた。
その結果、入学式前には同じ学部に進む奴らと食事に行ったり遊んだりしていた。
みんな初対面でありオドオドしながら話していた。
笑い話だが、そんな俺らの1番の合言葉は「今年の早稲田、難しかったよな」である。
そう、明治に来るやつは大半が早稲田や慶應落ちなのである。中には国立志望の奴もいた。
入学式も終わり、次はサークルを探す。
大学生になったら新しいことがしたいと思っていた俺は前からやりたかった合気道を始めた。
先輩や同期はとても良い人たちで多少稽古が辛くても何とか楽しんでいた。先輩に連れられてお酒もたくさん飲んだ。
一方勉強のほうは全くしなかった。代返を頼める授業は友達に頼み、必修もギリギリまで休んだ。
テストも勉強せずに挑み、単位も散々たるものだった。GPAは酷すぎて友達に言う際、多少盛っている。
ではなぜ浪人時代はあれだけ勉強していたのに大学ではしなくなったのか?
それはきっと目標がないからだ。
授業がつまらないのもきっとあるだろうけど、やはり目標がないとモチベーションが上がらない。よく「やりたいことやってるんだから勉強も頑張る」などと言う考え方もあるが、大学では「勉強しなくてもやりたいことが出来てしまう」のである。
授業サボって昼まで寝たり、サークルだけ行ったりと正直何でもありなのである。
大学は非常に自由で楽しい。だけどそれだけなのである。
こうして俺はその自由に違和感を覚えながら夏休みを迎える。