甲子園で勝つぞのブログ
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文理、お疲れ! もちろん他の新潟県勢も更にそれを上まわる活躍を祈る。

さて、異常気象が進行する中、2日遅れで始まった第96回全国高校野球選手権は、常勝軍団となりつつある大阪桐蔭がまたもや頂点に登り詰めその幕を閉じた。


新潟県代表の日本文理は様々な批判や声援を浴び続けて臨んだ本大会で、その実力を如何無く発揮する事が出来、見事に「ベスト4」の快挙を成し遂げた。新潟県の野球少年たちや多くのファンの期待に応えてくれたと思う。


本当にお疲れと言いたい。そもそも30度を越えれば猛暑を感じた昔と違い、平気で日中は30度台中盤まで達するという過酷な状況の中、全力でプレーし結果を残せた事は賞賛に値すると思う。


沈着冷静なエースの力投を柱に、誰かがミスすれば誰かがそれを補い、そして1戦1戦勝利を積み上げ、準決勝まで突き進んだ。そこまで開幕から数えて14日間という長い道のりである。

残念ながら最後には本大会で一番の快進撃を果たしたと言える三重に屈してしまったが、それは近年見た事も無い三重だったのである。(※昨夏、済美との激しい打撃戦に僅差で敗れ、更に遡れば昭和44年のセンバツ優勝以降快進撃から遠ざかっていた(ただしベスト8春2夏1)という言わば甲子園の呪いが解けたようなチームである。)


「ベスト8」とはまた全く次元の違う世界となる「ベスト4」進出という戦績を、今までも成し遂げた多くの金字塔に付け加え、さらに一層、全国でも優位に戦えるチームとして存在し続けられるよう切磋琢磨してもらいたい。

もちろん、新潟予選で、その文理を苦しめた各校も諦めることなく、更に一段上の強豪校として名を馳せられるように頑張ってもらいたい。全国どこでも実力伯仲の中、僅差の試合が続いているわけだから、例えば今年準優勝した関根学園だって、毎年あと一歩の古豪チーム達だって同様の活躍の可能性を高く持っているのだから、一丸となって打倒文理をめざし夢を実現してほしいものだと思う。


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さて、まずは本論として本音ではあるが多少お世辞の混じったコメントはこれくらいにして、もっと各論ベースで今後の課題を追ってみたい。

まずは文理から。


①全体の試合経過を俯瞰する形で見れば誰かのミスを誰かが補ったというのは誤りでは無いが、その「片寄り」が多すぎたと思われるから、それを是正していく必要がある。


<攻撃面>5試合で20打数10安打、打率5割とトップとなった1番打者や、要所で2本叩き込んだホームラン王の最終的には5番打者に上がった選手を始め、大会通算にすれば良く打った事は確かだ。打率上位で続いたのは4番の4割2分、(最終的には)6番の4割1分、3番の3割7分・・・となる。


しかし大会前半を見るとどうなるだろうか。

1回戦では、全員で13安打しながら、3番から6番に入った選手5人で(途中交代も含めて)「たった3安打」であり、他の10安打を1、2番と下位打線の計5人で打っているわけだ。

更に決勝点を叩き出したのは9番のエース飯塚であり、とどめを刺したのが次打者のツーランHR、更にこの回は先頭が8番であったため、この3連打が一気に試合を決めた。


2回戦では、0対2と劣勢で迎えた6回表、またも先頭は同じ8番から始まり、センター右奥を抜くツーベース、続く9番がレフト前へ巧く流したヒットに、1番が同様の三遊間を抜ける流し打ちとまたもや3連打し<1対2>と追撃の狼煙を上げた。実は秘かにこの3人を「裏のゴールデンクリンナップトリオ」と呼んでいるのは俺だけか。核弾頭の位置づけの星はともかく、本大会で投球に注力させるため敢えて8、9番を打たせたバッテリーの好打が無ければ三回戦進出は難しかったであろう。

そして三連打の勢いに後続も乗っかり、犠打、四球、タイムリーとテンポ良く<3対2>と逆転に成功。イニングとしてはワンチャンスだったと思われるこの回をものにし、強豪東邦に競り勝つ事が出来た。


(※逆転直後に東邦はアンパンマンからエースへ交代となったが、ポストバンビって冗談じゃねーよ~。知らん人は当時の写真を探して見てごらんってえの)。


正直、東邦には負けても致し方なしと思っていたし、大会四日目までは東邦がそれ時点で最強だと思っていた。それくらい実況の日南戦を迫田監督の解説で見ていたが、説得力が有った。ヒットはすべて真芯でとらえすべていい当たり。しかも森田監督の采配も滅茶苦茶カンが冴えていて凄いとほめていたのである。


中盤を迎えてどうだったか?

3回戦富山商戦では、ようやく全員が万遍なくヒットを打てるようになって来て、1、2回戦を乗り越えた結果、全員が持てる力を発揮しはじめたと言えるだろう。


※実は、最も問題にしたいのは「見逃し三振」についてなのだが、次の機会にしよう。


<守備面>

・どうも5年前とあまり変わらないなと思ったのは、長打の際の連係ミスでありまだまだ向上できそうだ。

・もっとも問題にしたいのは、「ポロッポロ、ポロッポロ」と続く捕球ミスなのだが、これも次の機会にしよう。



これはヤバイ!新潟の高校野球は暗黒時代へ逆戻りか?

昨夏、あっと言う間に初日で終わった新潟県勢の甲子園だったが、この春もあっと言う間に2日目で終わってしまった。


北信越優勝校として初戦に臨んだ日本文理は、エースの力投も報われず東海2位の初出場豊川に逆転負け。ミスが続いて勝てる試合を取りこぼしてしまった。おそらく豊川は決勝に進出してもおかしくないくらいチーム力は高いが、それにしても文理の打撃の無策ぶりには驚かされる。


豊川のエースに対して周到な用意が必要な事は、数ある情報誌やyoutubeを少しでも見ておけば当然解り切った事であった。さらに試合開始直後からキレのいい外角低めいっぱい(対右打者)のスライダーを中心に気迫の投球を続けた。ここまでは観戦しているほうも予想通りであり、これに対して文理打線がどれくらい打ち崩してくれるか3回を終わって試合の興味はその一点に絞られた。


だが、ここからが酷かった。文理打線は何の策も講じないままずるずると凡打を続け、しかもバットを振り回し続け、要は外角だろうが内角だろうが何も考えずにスイングしていたように見えた。普通なら中盤から終盤に向けて皆で話し合って対策を講じるのが甲子園で勝ち抜けるチームだが、まったくその気配が無かった。

ようやく右打者が、「外角低めをおっつけて」安打を放ったのが8回表に1本。9回表にもう1本出たかどうかというレベル。さらに12回表になってもまだ外角低めを「引っ張ろうとして三振」していた打者もいたほどだ。おそらく三河のチビッコ達はテレビの前で大笑いしていただろう。それくらい右打者にはどう考えても打てないスイングを最後まで続けた文理には、正直言って唖然とした。(スタメンで左打者は3人しか居なかったのだから右打者がどうつなぐかが重要だった事は明白。右におっつける事を狙った打者も居たがそうでない打者も多く、各自がバラバラの対応をしていた事が問題であり敗因。)


要は、勝負所でやっちまった野手の(ちょっとした)暴投や、それを確実に捕球しないままタッチを焦ってボールを弾いたシーン、そして上記の凡打の繰り返しは、「30~40年前の、甲子園に出ると負け時代の新潟代表」と何ひとつ変わっていない事が、今回の記事を書かなければならない理由である。


昨秋の北信越で僅差で勝ち上がり、神宮でも準優勝とは言え文理には課題が山積みだった事は明白だったが、あえて後押しの意味もあって「新生文理」が誕生したと書いて声援を送り成長を期待していたが、まったくそうはならなかった。これが県内外から有力な選手が集まったチームなのか疑問が残ったのは確かである。


しかしそれは文理だけの問題ではナイ。

新潟県全体を見ても選手の数自体の減少に加え、他県と比べて小中学生を相手にする指導者も少ないだろうし、力量と経験値も劣るだろう。そして高校の監督にしても、豊川がいい例であるが、30~40年前、甲子園の名勝負を戦った人間自体が監督になっているチームが他県には星の数ほどあるだろうが、新潟には皆無であろう。その差はあまりにも大きすぎる。(たとえ系列校から招いても、本気で指導する気が有るかどうかは別物だ)

要は「凡事徹底」をスローガンとしているチームが今大会多い事からも解るように、試合の重要な局面でいかにして危機を乗り越えられるか、それを自分の悔しい経験を基にみじめな思いをさせない為にも徹底して教えてあげられる指導者が居れば居るほど選手たちの成長も早い。それは小中学生のうちからでも当然必要なのである。


そしてそれらの事に危機意識を持っている人間が高野連や県の体育局、教育委員会などにどれくらいいるのだろうか。野球後進県であったが故の歴史的背景から来る構造的な問題だと考えると、他県との差はこれから益々広がる一方だと思われるのである。

自分たちがレベルが上がったと思ったって、他県はそれを上まわるスピードでレベルを上げていると考えるのが妥当である。

早急に今すぐ、対策を打つことが必要である。

※「指導者」とは直接チームの監督・コーチだけでなく、小中学生の育成に心血を注ぐバッティングセンターのスタッフや栄養管理士なども含めて多岐に渡る。例として実際にこのブログでリンク出来る愛知県のバッティングセンターの人達がいかに熱心かが解る。

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4年前の秋の北信越大会中、富山駅前の居酒屋の店長と話をしていたら、上越地区出身の新潟県民である事が解ったが、しかし、「新潟のチームを見に来たんですかあ??甲子園に出ると負けの。」という新潟の高校野球を毛嫌いしている様子を目の当たりにし愕然とした事があった。年齢まで聞いたわけではないがおそらく90年代に高校生だったくらいの比較的若い世代だったと記憶している。つまり「30~40年前」も「20年ほど前」も県民が受けた印象は同じだという事になる。


もうこれ以上、新潟県民自体の、それも今後甲子園で活躍してもらわなければならない大事な小中学生に対して特に、野球離れを起こさせないようにしなければならない。勝負所での手痛いエラーも凡打の山も甲子園に憧れる小中学生にとっては、本当に心底がっかりする出来事なのだ。俺が言いたいのはその事だ。


だから簡単に出来る事からやってあげればいい。例えば、春夏の甲子園はもちろん、近畿大会やその他なんでもいいが、県高野連が教育委員会とタッグを組んで、野球少年たちの意識向上を目的とした観戦ツアーを「年間の行事」として行うとか(予算はたんまり貯めてるはずの県庁に大部分を出させ、その他の自治体からもほんの幾らかは集められるだろうし、ケチケチして数人ではなく数十人を招待するような規模でやるのが効果が上がるだろう。但し決して甘やかすだけで終わらないようアメに対してムチも用意して。)、

あるいは甲子園経験者だが悔しさを抱えたままの人を呼んで県内指導者に対して毎月のようにセミナーを開催し、熱い想いを語ってもらうとか(特に当時、県内では抜群の実力が有ったのに何故か身を引いている選手にその本当の悔しさを共有させて貰う必要が有るのでは無かろうか)。

※その人選、順番を決して間違えてはならない。決して「甲子園に出た事だけ」を新幹線の中で大声で自慢するようなレベルの低い高校の関係者を選んではならない。まさに他県との指導者のレベルの違いの背景はそこにある。

その他、いろんな策を練って、よほど底辺から構造改革や意識改革をしないとならないのではなかろうか。もうそれくらい崖っぷちのような気がするのは俺だけではないだろう。



新生「文理野球」に大いに期待しよう

明治神宮大会決勝で魅せた文理の猛打。

初回、ライトフライかと思われた打球が意外と伸びた先頭打者ホームランに始まり、次々と上空に弧を描いた5本のホームラン攻勢や、5回表の3連続ツーベースなど勢いづいた文理打線には目を見張る物が有る。

さすがに8対0とリードした時には、ついに優勝かと俺もほくそ笑んでいたし、ほとんどの観客も文理の勝ちを疑わなかったであろう。

しかし結果は大逆転負け。今後は、最後の詰めをどうすればいいのか十分に考え話し合ってもらいたいし、その為に必要なら精神修行も取り入れ、その上で真の強豪校になる事を目指して頑張ってもらいたい。


ところで、準決勝のコールド勝ちも含め神宮で文理打線が機能出来たのは、初戦を競り勝つ事により、伸び伸びと実力を発揮出来たからなのだが、特にその3回表の攻撃に、新生「文理野球」の芽が出て来たと思われる。

この回、先頭飯塚のソロホームランの後、一番がストレートの四球。続く二番も四球で続いたが、相手投手の動揺をベンチも含めてじっくり見極めた事が評価できる。それが三番のタイムリーを生んだ訳だし、さらに四番もよく粘りフルカウントから四球を選び満塁での五番のタイムリーにつながった。

つなぐ打線と言いながら、つながらない事が多かったこれまでの文理なら(2010年からこれまで)、二番打者の2球目までに盗塁かエンドランを仕掛けた所だと思うがよく我慢できた。もちろん相手の先発投手は控えの三番手であり攻略出来て当然なのだが、焦りと迷いが影を潜めたこの3回表の攻撃が神宮大会のポイントとなったと言える。

ただし、その後、五番打者の時に出て来たリリーフは四番手であり、平安の監督が文理をなめてかかってきたと思われるその投手起用法に失敗した事も勝因の一つである。来年のセンバツではそうはうまくいかないだろう事も承知しておく必要がある(近畿大会の結果を見れば、高橋、中田が平安の一、二番手投手である事は明白だ)。


何はともあれ、文理野球は面白い。魅せてくれるし十分楽しませてくれる。球場ところ狭しと飛び交う打球に、華麗な守備(わざとピンチを作ってゲッツーの見せ場を作っているのかと思うほど)、そしてピンポン玉のように打球を飛ばしまくったエース飯塚。さらには大根斬りでファールを打ってもタイムリーを期待させるクリーンナップと、etc.etc.・・・。

新生「文理野球」は、今後の活躍を大いに期待させてくれるのである。


ひとつ注文を付けるとすれば、チャンスだというのに時おり見かける「気の無いスイング」を無くす事だ。

おそらくは、打者としては犠打かと思っている処に打って行けのサインが出され、迷いが生じたままバットを振るから「フラフラフラーッ」と力の無いスイングで空振りに終わってしまうのである。

強力打線が売り物の明徳や大阪桐蔭の打者には決して見られない情けないスイングであり、それが無くならなければ強豪校の一角になったとは言えないだろう。

打者にとっていつも必要なのは「自分のバットで走者を返してやる」という強い意志であり、その上で仮に犠打のサインが出ても難なく決めてやるというスタンスに変える事が必要だ。フォアザチームも重要だが、何十人も居る部員を代表して打席に立っている事、すなわち、自分は選ばれし者であり十分に打てる力を持っている事を忘れないでもらいたい。

文理、初優勝を逃がす。

8対0とリードした文理は、終盤の7,8回に3点,6点と失点を重ね、5HRを含む大量得点を守り切れず準優勝に終わった。

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文理が6対5で平安に逆転勝ち


初回に2点を先制された文理は、3回に飯塚のホームランを含め、平安の控え投手二人の乱調もあり、一挙5得点。その後5回までに同点に追いつかれたが、7回に3番小太刀のレフト線へのタイムリーツーベースが決勝点となり逃げ切った。
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