16歳の時、片目を失い長渕さんの『HOLD YOUR LAST CHANCE』に出会い生きる力をもらった。
こんな歌を書く長渕剛ってどんな人なんだろう?とアルバム全てを聴いた。
テレビも本も見れない入院生活の二ヶ月間、寝る時以外はずっとウォークマンで何度も何度も全てのアルバムを繰り返し聴いた。
部活が出来なくなり、家にあった父親のギターで長渕さんの歌を練習した。
長渕さんの歌を歌いたい。
ただそれだけだった。
19歳のとき、いろんな偶然が重なり駅前で唄うことになった。
長渕さんの歌をもっと多くの人に知ってほしい。
長渕さんの歌で俺のように前を向ける人がいてほしい。
生ギターと地声でシャウトしてきた。
そんな想いで続けてきた路上ライブ。
そして15年前、エンジェルハウスを知り、マスターとママに出会い、俺の弾き語り人生は大きく広がっていった。
それまでは駅前以外では歌ったこともなく、アンプやマイクすら使ったこともなかった。
井の中の蛙大海を知る。
エンジェルハウスで唄うようになり、エレアコを買い、アンプやマイクを買った。
そして、長渕ファンとの交流も。
それまでは周りに長渕ファンなんて数える程しかいなかった。
それが今では、全国各地のファンの方と繋がり、長渕ファンではない方ともギターを通して知り合えた。
あの人と出会えたからこの人とも出会えた。
あの場所で唄わせてもらったからできた繋がりも。
当たり前のことだけど、今のすべての方との繋がりは、誰か一人出会わなかった人がいたら、今の繋がりはない。
『駅前もいいけど、うちの店でも唄ってよ。長渕ファン集めてライブしよ!!』
マスターのこの言葉が無かったら、みなさんが知ってる今の俺は存在してません。
俺よりもギターや歌が上手い人は山ほどいるけど、ただただ長渕さんが好きで、唄うことが好きで、人と交流することが好きで、自分が良いと思った歌を、こんな歌があるんですよって教えてあげたくて唄ってきた。
「ギターや音程は気にせずに歌詞を聴いてください」
俺がよくステージで言うこと。
Song is Power
『歌は力なり』
俺がそうだったから。
長渕さんの歌で生きる希望を持ち、自分の歌声でたくさんの人と出会えたから。
これまでに出会ってくれたすべての人に改めて感謝です。
『あなたに会えてよかった』
今、本当に心からそう想ってます。









































