懐かしい名前に触れた最近のこと… | 光崎 圭 -Diary-

懐かしい名前に触れた最近のこと…

久々の更新です(^_^;)

FBの方は、ほぼ毎日更新しているのですが、こちらまで手が回らずゴメンなさい(~_~;)

 

十代の頃に読んだ、邦訳の「ロンドン塔」

主人公は、レディ・ジェーン・グレイ。

とても心惹かれるお話だった。

僅か在位9日間で、16歳の若さで斬首された女王。

静かに読書に勤しんでいた聡明な彼女の、その物語の最後の一文は「そして、イギリス一の聡明な頭も落ちた」だったように記憶している。

引っ越しした時に、行方知れずになったその本を、もう一度読み返そうとして、探してみたけど見つからず、買い直そうか、と探したけど絶版💧

3年前位に、桐生さんの本を買った。

レディ・ジェーン・グレイは、今、大盛況の怖い絵展で、目にした方も多いと思うけど、もちろん当然、当時のことを正確に知っている人など、現在は生存していない。

ヘンリー8世の2番目の妻で、在位期間1000日というアン・ブーリン元女王にしても、本や映画でしか触れる事は出来ない。

それでも、時代の流れにただ翻弄されるしか術のなかった、当時の人達に比べ、自分の意思を持つことの出来るありがたさを、しみじみ痛感するのみである。