こっそり友達にばれないように書くブログ
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ノルウェイの森と正しい街 1

何年か前に作ったブログにようやく初めての記事を書く。
mixiやらTwitterやらをやっていて、ついつい遠のいてしまうブログ。
これからもこのブログは思い出したことを書こう。

今日思い出したのは
村上春樹のノルウェイの森のこと。
ノルウェイの森を初めて読んだのはもう11年も前のこと。18歳の時だった。

その時、
大学受験に失敗して予備校に行っていた。
卒業間近から付き合い始めた女の子と遠距離になっていて
その時自分が親友だと思っていた友達に紹介した矢先、彼女はその友達のことを好きになってしまうという、その頃の僕にしては悲惨な体験をしていた。

まぁしょうがないのだけど、あの頃はひどくショックだった。

予備校では、つい勉強もせず、思春期を楽しんでいた。
迷いを言い訳にして疾走感を楽しんでいた。
そんな時、ノルウェイの森に出会った。

直子のことを知っていくと、まさにその時別れた女の子のことを言っているように感じた。
彼女はとても不思議な女の子だった。

ノルウェイの森には誰しもの共感を呼ぶそういった要素があり、だいたいの人はそう思うらしいのだがそれにしてもその女の子はあまりにも精神的に似ているように感じた。

彼女は一流高校で東大に普通に入れるような点数を取っていたのに友達はいなかった。
それなのに、大学に入ることをやめ、絵を書いていた。とても寂しがりで子供だったし、よく涙を見せたが、突如、その持ち前の頭脳でこれでもかというほど論理的に相手を打ちのめした。

いくつか文脈も繋がらないまま彼女の言った言葉を覚えている。
私はずっと好きでいることの出来る人間。
人は変わる。

ある日父の形見をくれた。すごく大きなオルゴールだったけれど、
どんな音楽だったかは覚えていない。
今も実家に眠っていると思うが、今では別の意味で鳴らす気にはなれない。

そんな気持ちの頃
ノルウェイの森を読み進めていた。
彼女を奪った友達からもらったウォークマンで、彼女からもらったカセットテープを聞きながら。


続く。