当ブログでは子どもの頃に読んだ本を紹介しています。


本日の読書感想文


十三歳の夏

著者:乙骨淑子
出版社:理論社


思い出 


私が小学校高学年の時、母方の祖父が買ってきた本です。

それまで読んだことのある児童文学とは違って、大人の雰囲気をまとっていて、読み始めたもののとても戸惑ったことを昨日のことのように思い出します。

そういった意味で、とても印象に残っている本です。


好きな本の中には入らないけれど、私にとって少なからず影響を与えられた本であると言えます。


祖父がどうしてこの本を選んだのか当時は聞かなかったのですが、今になってみると、選んだ意図を聞いておけばよかったなと思います。


あらすじ 


複雑な家庭に育った13歳の中学生の利恵は、鎌倉の女学校の英語教師である叔母に引き取られる。

叔母との暮らしの息苦しさに耐えかね、夏休みに、別の女性と暮らす父親の元を訪ねていく。



おすすめする子どものタイプ 


児童文学をだいたい読み終わって一般の、いわゆる文豪が書く小説を読む前に。




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