パソコンや携帯にまつわる置いてきぼり感。
そもそも機械物が苦手という人は、解説に書かれているカタカナの単語そのものの意味が分からないので、いくら解説を読んでもチンプンカンプンになってしまいます。
初歩の初歩として、マウスをクリック
なんて、はっ?マウス?口👄??ミッキー?
何ですねんそれ?
それをクリック?
なーんや、舌打ちするってことなんや〜!そーなら早く言ってよ〜!
てかッ、舌打ちしてどーなるっちゅーのよ‼️←ここで沈没。。。
マウスをクリックで沈没するのですが、ここで
マウスとは パソコン
クリックとは パソコン
ダブルクリックとは パソコン
と携帯で単語を検索してくれれば良いのですが、とにかく分からない単語の羅列が解説に書き連ねられており、調べる前に頭が混乱して、意欲も無くしてしまい、分からない状態が続き、私はできないと諦めてしまいます。
勉強ができない子のパターンと大変よく似ています。
勉強ができない子は、そもそも問題文の単語の意味が分かっていません。やり方を説明してもらって分かった気になっていても、単語が分からないという根本原因は置いてきぼりですから、その単語の意味する問題が出てくる限り、ずーっと分からないが延々と繰り返されるだけです。(この時にサラッと単語の意味を説明しても、全く覚えていませんからね!)
中学になると突如として文語文になる教科書。
何度読んでも分かりませんから。
知らない単語は辞書を引く。
この至って簡単な解決方法ができていないことが問題なのです。
小学生国語辞典では、解説が簡単な言葉で出てきますが、その解説でさえ、2、3の分からない言葉があり、意味に辿り着くまでに時間を要します。
この時間が掛かることができないのが、勉強できない子の特徴です。そもそも家に国語辞典ありませんと仰るので。
辞書を引くのも四苦八苦。
英単語は辞書を引いて覚えたのは昔の話。
今はできない子に合わせて教科書も作成されているので、(塾教材も)辞書引く機会がなくても、オール3で中学は卒業できる。
中曽根内閣で小さな政府の方針が可決され、教育の外注化が推し進められ早40年余り。その児童手当、塾代ってことなのを知ってる人はどれだけいるんだろう。