プロローグ~『WORDS』への挑戦~”リアル”ではなくて”フィクション”という手法で思いを形に。 | What happened is all good

プロローグ~『WORDS』への挑戦~”リアル”ではなくて”フィクション”という手法で思いを形に。

 さて、このブログで前々から取り組みたかったことをこれから先、不定期的に挑戦してみようと思う。

 ブログ(日記)はコラム形式である一定の事実に対しての自分なりの視座というのを言葉で表現するものだと僕の中で定義付けている。しかし、自分が日々思ったり考えたりしていることというのは、自分の周辺で起こったことや、今、社会や世間で取りざたされていることに対して意見なり考えを言葉にしているだけで表現できるかというと、そういうわけでもない。僕は常に政治経済の行方や広告やマーケティング、プロモーションやワインについて考えたり思ったりしているだけではない。僕の頭や心の奥底には、まだ言葉として表現しきれていない様々なコトが、沈殿している状態である...。ただそれをただ言葉にするというのは読んでいても面白くない言葉ばかりがずらりと並ぶというのは明白なので、何かしらそこにちょっとしたエピソードやストーリーが必要となる。そのエピソードやドラマというのはあくまでフィクションである。そのフィクションが、果たして「小説」という形の態をなすのか、「エッセイ」になるのか、「コラム」になるのか、正直書いてみないとわからない...。ただ、このブログを読んで下さっている方々に対して申し上げておきたいのは、ブログのテーマに「WORDS」を記されている場合、それはあくまで「フィクション」であるということを理解していただきたいということである。

 広告表現やプロモーションプランニングを行う際にも、「ストーリー」や「ドラマ」を組み立てるという作業は実に必要である。広告はいわば、リアルに源泉のあるフィクションである。今から僕が取り組もうとしていることというのは、広告表現やプロモーションプランニングに際してのいわばトレーニングに繋がるのではないか?ということを僕自身は考えている。

 基本、一話完結型のショート・ショートで進めてゆくつもりである。更にできることならば、そのショート・ショートを読んで感じたこと、考えたことというのがあれば忌憚無くコメントなり、メッセージなりを送っていただきたい。僕の書いた「フィクション」があなたに何をもたらしたか?を知ることは書く側にとっては励みともなる。

 ということで、今後、不定期的に取り組む、この「WORDS」というある種の試みをあたたかく見守っていただくことを強く願う...。