先輩の運転は衝撃的でだった。


助手席でワーワーさわいでたと思う。


その日は興奮してなかなか寝付けなかった。



しばらくして先輩からまたお誘いがあり待ち合わせ場所行ってみると、先輩はS30Zできていた。


メチャメチャかっこえー!Gノーズにオーバーフェンダー、デュアルマフラーそしてべったべたのシャコタン。


先輩が車高の低さを自慢してたのをよく覚えている。(地面と車の間にタバコが立てて入らんのじゃ)


その日も横に乗せてもらった。


はまった完全に!


その先輩のおかげで今があるんかな?


感謝するやら恨むやら?

卒業後、最初に就職したのがスズキのディーラーで、仕事は洗車だった。


そのディーラーには新車のプールがあってギュウギュウに縦列駐車で車がとめられていた。


洗車係はギュウギュウの駐車場の中から、指示された車を探して、洗車をするというのが


主な仕事だった。


免許とりたての初心者なんでよくぶつけたり、こすったりしてたなー。


半年くらいたったころには、バックも縦列駐車もスゲーうまくなってたよ!でもアルトに限る。



だいぶ会社にも慣れたころ、先輩に連れられて金甲山に行った。


先輩はアルト、俺はセルボ!


先輩は山道になったとたんモーレツに飛ばし始めた。ひっしについていこうとしたがすぐに見えなくなった。


俺は強烈なアンダーを出しまくり、ひ汗も出しまくりながら、なんとか無事頂上までたどりついた。


先輩はもう車から降りてたばこを吸っていた。


(俺)うそー、すげー飛ばしたのに?


(先輩)待ちくたびれたでー!


横に乗せちゃらー。


すごい世界があった。





 



今日ふと思った。高校を卒業して就職したころ楽しかったなー。


何が楽しかったってバイク(原チャリ)で通勤するだけでたのしかった。


今考えたら、なでじゃろ?と思うんじゃけど、よく思い出してみたら高校のときって3無い運動といって


バイクに乗らない、乗せない、免許をとらない、というキマリがあった。


だから、卒業まで押さえつけられてたから、よけい嬉しかったんだ。


あのころ、まわりのやつもみんなそんな感じで学校にバイクの本とか持ってきてた。


高校を卒業したとたんすごく自由でこんなに楽しゅうてえんじゃろうか、と本気で思ってた。


そういや、卒業してすぐのゴールデンウイークにツレと原チャリ3台で小豆島にツーリングに行ったなー。


1泊2日で、夜中の3時頃まで走りまわってバス停で寝た。


免許取りたてで、警笛ならせのマークがあったら素直に3人ともならして、


すれ違うライダーからピースサインチョキ(当時のツーリングではキマリごとだった)されて照れながら


ピースチョキしかえしたり、


すべてが新鮮で楽しかった!