【結果】学年対抗戦について | コーディーサッカーアカデミー

標題の件、参加した選手はお疲れ様でした。

以下、結果と総評です。

 

《結果》

 

●6年生

5年生とのTMは、

ボールも人もよく動き、サイドからも中からも

崩そうとする意識があり、自分達のイメージをプレーとして

体現できていたのはよかったかなと思います。
さすがに5年生相手だと負けないと言う自信があったのか、

良いメンタリティで終始できていたかなと思います。


中1とのTMはトータルスコアの結果だけ見れば引き分け。
ただ相手は1人少ない状況で、ボールを持てる時間が

比較的6年生チームの方が多かった割には単調な

攻撃が続いてしまったかなと言う印象ですね。
ラインを上げながらボールを保持する事はいい事ですが、

ブロックを作られている相手に対してアクションを起こせる選手が少なく、

5年生に対してやっていた攻撃が出来なくなっていましたね。
相手のDFレベルが上がるとなかなかチャレンジすることが

難しくなるのは仕方ない事ですが、練習で出来ないことが

試合で出来るとは到底思えません。


あの日はロストに繋がるプレーをしてしまって失点のリスクが

上がったとしても、どんどんチャレンジして欲しかったかなと思います。
攻撃においても守備においてもまだまだ課題はあるものの、

イメージとして持っているものは良くなってきています。
後はそれを体現できる技術を身につける事と、

色々な事ができるようにプレーのアイデアを身に付けることが大事になってきます。
後5ヶ月ほどで11人制サッカーになります。
それまで技術的にも戦術的にももっとレベルアップ出来る様に頑張っていきましょう。

 

●5年生

6年生との試合も4年生との試合も、

非常に課題が多いゲームとなりました。

今回参加してくれた5年生は、ほぼトレセンメンバーばかり。

しかもKSAベスト8に選ばれているメンバーが

5人いたにも関わらず、6年生には大敗でしたね。

精神論ではなく、より具体的に一人ひとりの個の強さや

個人戦術をもう一度丁寧に積み上げる必要があると感じました。

 

課題は、

 ・前進の方法

 ・リトリートされた守備への対応

  →もう少しでも動き出しの意識があれば・・・

 ・全体的な運動量

 ・状況に応じたサポートとポジショニング

このあたりです。

また技術的な部分でも、蹴る・止めるが圧倒的に不足

しているように思います。

(特に逆風の中で、平気で精度の悪いロングキックを

 蹴ってる選手は、考えてサッカーをしているのかとさえ感じます)

 

コーチが4年生の試合を観ていた時も、

縦パスを4年生に後ろからインターセプトされるという場面が

何度も何度もありました。力で抑えるわけでもなく、

緩急つけてポジショニングをするわけでもなく、

この部分だけのポジショニングを見ても、ただ立ってるだけの

選手が非常に多いと思います。

 

6年生と一緒に練習できる機会もかなり減ってきました。

6年生の上位陣と一緒に練習する時間を少しでも

取りたいと思いますので、参加できる選手は

是非参加してくださいね。

 

●4年生

3年生の試合でも5年生の試合でも、

ボールと人がよく動き、良いサッカーを出来ていたと思います。

ゴール前で2対1を作る意識も観られ、普段のトレーニングの成果が

よく表れた場面も多々ありました。

 

特に、りく・みなとの2人は5年生に対し、

個の力でも突破を繰り返していましたね。大阪府トレセンや

地区トレセンの選手に対し、あそこまで自分の強みを発揮

出来ていたことは、本当に素晴らしいことだと思います。

 

4年生は、コーチと平日、たくさん練習している選手が

多いこともあり、普段伝えていることを実践しようとする

意識が高い選手が多い一方、真面目な選手も多いので、

”教えてもらったことだけに意識がいってしまう”ことが

多いのは、反省点の1つでもあります。

 

今月は1個飛ばしのパスや、遠くのサポートのトレーニングを

していますが、斜めのパスを狙いすぎてカットされてしまう

場面や、風を考えずにいい加減なキックをしている選手も

多くいましたね。

 

大切なことは状況を判断し、

その中で適切なプレイを選択できるかどうか。

そういう部分では、もっともっと幅広い選択肢をもった

プレイを身に付けて欲しいと思います。

 

●3年生

初めての学年対抗戦でしたが、参加した選手はどうでしたか?

今回、参加してくれた4年生メンバーは、KSAでも上位陣の

メンバーです。コーチの感覚ですが、2-3名は府・県トレセンに

入っていくメンバーだと思います。

個の力でも、組織の力でも格上のチームに対し、

まずはしっかり戦えたかどうか、がスタート地点です。

 

まず、この部分で合格が出せるのは、

いっさ・はるたか・りんとの3人だけでした。

特にいっさ・はるたかの2人は、何点取られても

戦う姿勢を崩さず、1点でも取り返そうとする姿勢が

声からもプレイからも見えましたが、残念ながら後の選手は

気持ちが折れてしまったのか、何も出来ずに試合が終わって

しまいましたね。

 

5・6年生の試合結果を見ても分かる通り、

KSAの上位陣通しで試合をすれば、毎年このぐらいの差はつきます。

普段「上の学年で試合に出てるから」と口にする選手もいますが、

本当にレベルの高い環境で1学年上でやれる選手は、

関西を見ても、数年に1人いるかどうかだと思います。

小学生時代はそのぐらい学年により実力差があるものです。

だからこそ、「負けても仕方がない」「思いっきりやろう」という

メンタリティが必要ですが、このスタートラインに立てていなかった

選手が多かったように思います。

 

負けてしまった大きな原因は、

ボールを前進させれなかったこと、です。

個の力での前進は、4年生の組織だったディフェンスに対して

どうしても難しい部分があるため、最低限ビルドアップを

しながらの前進が求められますが、足が止まってしまい、

インターセプトされる、前を向けない場面が多かったです。

 

4・6月に取り組んだ、サポート・ポジショニングの基礎が

まだまだ身に付いていないということだと思いますが、

今の6年生も、何年もかけて身に付けていってるものなので、

またしっかりレベルアップしていきましょうね!

 

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以上