こんにちは(‐^▽^‐)
群馬の城 第2回は 館林城です。
館林市を代表する有名どころといえば、
田山花袋(作家)、
ぶんぶく茶釜(茂林寺)、
向井千秋(宇宙飛行士)
正田醤油(皇后美智子様のご実家の本家筋)
などなどございますが、城の歴史としては何といっても
徳川四天王「榊原康政」が有名ではないでしょうか。
しかし、それより先の永禄、元亀、天正の初期の頃も
北条、上杉をはじめ、近隣の諸将を巻き込んでの
争奪戦が繰り広げられた城であり、小田原攻めの際
には石田三成も包囲したそうです。古文書の記録
は多く、エピソードも豊富な城ですね。
現在の遺構としては、これから紹介します三の丸に
残る土塁や復元門がありますが、近年、破壊が
著しく、多くは存在しません。
元々は近くにあります「城沼」を要害とした典型的な
大城郭で、以前ご紹介しました鶉小城と同様に、湖に
拠る城です。
それでは、写真でご紹介します。
三の丸の西側に城跡碑があります。
数十メートルは続くでしょうか、土塁の
高さ3メートルくらいの土塁いに囲まれており、
当然ですが内側は全く見えません。
(少し先走りますが)土塁の上からはこんな
復元された土橋門です。
大門は常時開門はしていませんので、
小門をくぐり、裏から見た土橋門です。
城門のうんちくを語ろうかと思いましたが、
今回現存城門ではないため、控えます。
ここで、館林城の見どころの一つ
「蔀(しとみ)土居」です。
蔀とは、「さえぎる」という意味のようです。
城門からカギの手状(L字)のように伸びており
城門が開いても中を見通せないように
工夫されています。
井戸も復元されています。
城内の案内板です。
さすが館林だけあって、タヌキの人形が
三の丸城内から見た西側の土塁です。
お城写真の大家、内膳さんのパクリ?
狭間の形が違うから許してください
以上、館林城でした。
では、また