評価:5/5
監督:フランク・キャプラ
公開年:1946
国:アメリカ
ジャンル:ドラマ
好評
ポイント:
①自分の感情が動かされた
50年以上も昔でさえ、人生は時に辛く、自分なんて生まれてこなければよかったと思う人がいた。死を目の前にして、いかに自分の人生が惨めであるか、なにもなく感じられる。そんな時に、一筋の感謝の気持ちや、生きる希望が見出すことができたことのある人ならこの映画の美しい部分が見えると思う。人生は幸せに満ちている。素晴らしく、感謝して、幸福に満ち溢れ、愛を持って生きるべきだということを心から理解させてくれる。今から、幸せに生きることにする。そう思わせてくれた作品。感動で泣きました。
②世界観が変更さえたか
日々の生活になにも感じていなかった。そんな日々を破壊してくれる作品。世界の見え方どころか、生き方を変えてくれる作品であろう。
③引き込まれ方
作品の古さはあるけれど、内容は素晴らしい。
概要
自分の夢を追いながらも父親の急死に伴い家業の建築貸付組合(B&L)を継いで田舎の小さな町で過ごさざるを得なくなっていたジョージ・ベイリー(ジェームズ・ステュアート)は、町一番の富豪である銀行家ポッター(ライオネル・バリモア)の圧力に負けず、真面目に働いていた。家庭にも恵まれて、事業も好転しつつあったが、そんな彼に不運な出来事が起こる。そして、クリスマスの晩に自殺を図ろうとした彼に、翼をまだ持っていない二級天使のクラレンス(ヘンリー・トラヴァース)が翼を得るために彼を助ける使命を受け、現れた。
天使は「生まれて来なければよかった」と言う彼のため、特別に彼が生まれて来なかった場合の世の中を見せる。そして彼がいかに素晴らしい人生を送ってきたかを理解させようとする。

