今回は肌トラブルについてです
ここでの肌トラブルは赤み・腫れ・かゆみ・刺激・湿疹・炎症などのことです
肌トラブルについては、症状の酷い方は病院などで説明を受けているかと思います。
ですが、お肌に無関心だったり、間違った自己診断などでご自身で気づいてない方もよくおられます
ご自分で気づいてない方が一番危ないのです
お肌を見せていただいた方の中には自分の肌は強いから・・・と思っているのに、実は敏感肌だったり、皮膚炎の1歩手前だったりという方はよくいらっしゃいました
そして十分な手入れや対処をしていなく、60歳を過ぎ身体の免疫が減少した頃に悪化してお肌の異変を感じはじめた方も・・・
これ、親戚のおばちゃんです
断固として今まで病院に行かなかったので洗顔するだけでお顔が赤くただれている状態でした
お肌トラブルの原因や症状を知ることで、未然にトラブルや皮膚疾患を防ぐことや対処方が見えてきます
是非、まめ知識程度にご覧下さい
身近なお肌トラブルの原因
敏感肌になりやすい原因です。
お肌が乾燥している方
乾燥し角層が荒れているとお肌のバリア機能(保護力)が低下し、外からの刺激をまともに受けやすくなります。
化粧水などでヒリヒリしたり、かゆみが伴ったりします。
ホルモンバランスによる影響
一ヶ月の間に変化する女性ホルモンの影響を受け、体調不良やストレスからお肌のトラブルが起こります。
とくに卵胞期や黄体期は症状が出やすいです。
ホルモンバランスについてはまた後日、詳しく記します
生理前や生理2週間後などに、お肌が荒れたり、吹き出物ができたりします。
吹き出物が炎症し、ヒリヒリしたり炎症後に色素沈着で痕になったりします。
環境の変化による肌荒れ
季節や環境の変化は肉体的、精神的に「疲れ」「ストレス」を招きます。
これらは免疫力や抵抗力を弱めるので、普段は何も影響のない刺激に対しても肌トラブルを起こすことがあります。
症状はさまざまですが、化粧品を使うとヒリヒリしたり、赤み、かゆみをともなったり、吹き出物ができたりします。
そして、お手入れ方法を間違っていてもお肌トラブルは起こります
洗顔方法を間違えている方
あわ立て不足や擦りすぎ、高温のお湯でのすすぎ、すすぎ回数が少ないなどはお肌を刺激する原因となります。
化粧品の使い方を間違っている方
使用量の間違いや、パックなどを一晩中するなどの間違った使い方はお肌を刺激します。
各メーカーさんの使用方法、使用量を確認の上、季節・体調を考慮した使用を心がけてください。
剃毛による肌荒れ
顔剃りをした後は角層が剥がれてしまい、お肌が敏感になってしまいます。
剃毛直後は化粧品の使用は慎重にしましょう。
ピーリング
ピーリングは、お肌表面を一掃してツルツルにはしてくれますが、必要な角層までも取ってしまい細胞に刺激が入りやすくなったり、生きた細胞が表面に出てきたりします。肌荒れの原因にもなりますが、ハリのなさやたるみの原因にもなりかねませんのでご注意ください。
皮脂分泌の多い方などはソフトピーリングなどでお手入れしてください。
これらが原因で角層が乱れたり、真皮に元気がなくなったりと、お肌の保護力が下がり刺激が入りやすくなります。
これらは日ごろのお手入れ防げることなので、今一度お手入れ方法を見直してみてください
接触性皮膚炎
お肌に何か接触した時に起こる皮膚炎です。
一次刺激性接触皮膚炎
これは体質によらず起こりうるトラブルです。一次的なものなので、その場で対処すれば大丈夫だと思います。
症状が次の日まで残っていたり酷い場合は皮膚科専門医にご相談ください。
主な原因として消毒液や住居洗剤に直接触れたり、シャンプーや石鹸などを多量に使ったり、すすぎ残し、そしてアルコール、マスカラなど揮発性物質による刺激が挙げられます。
症状としてはヒリヒリ、ムズムズ、赤みやかゆみを伴うこともあります。
光接触性皮膚炎
お肌の角層が荒れていると紫外線が入り込みやすく、細胞を刺激して起こる症状です。
症状としては、赤みや腫れ、水ぶくれ、かゆみを伴うこともあります。
アレルギー性接触皮膚炎
身体がある特定の物質に対して拒絶反応を示し、その反応がお肌まで現れるトラブルです。
体質にもよるため、誰にでも起こりうるというわけではありません。
アレルギーに一度なってしまうと、繰り返し症状を起こす可能性があります。
アレルギーは接触して48時間以内に発症するそうです。
症状によって、内科・皮膚科の専門医にご相談ください。
主な原因として
植物ではイチョウ、ウルシ、サクラソウ、アロエ、マンゴー、山芋など、他にも動物の毛、鳥の羽、ダニ、蛾の幼虫、生活の中では紫外線(光接触性皮膚炎)、毛染め、化粧品、金属ではニッケル・コバルト・クロムなどがアレルゲンの原因となりやすいネックレス・ファスナー・ピアス・ビューラーなどが挙げられます。
汗をかいたり水に濡れると金属がイオン化して皮膚の中に入るので気をつけてください
症状としては、かゆみ、ブツブツ、水ぶくれなどで、治りにくく使用した範囲により広く出ることが多いです。
皮膚疾患
赤みなどの皮膚炎やアレルギー症状が起きていて、皮膚用の外用薬や内服剤をしようして、化粧品が使用できない状態です。
代表的な2つの疾患をご紹介します
アトピー性皮膚炎
細菌や食物、ストレス、動物、植物、乾燥などが原因で、お肌が乾燥し粉をふいたようにザラザラになり、かゆくなります。
脂漏性皮膚炎
皮脂の分泌が多い部分にできる湿疹です。額の生え際やTゾーン、小鼻とそのまわりになどに見られるものです。
カサついてざらざらし、赤くなり、軽いかゆみを伴います。
主な原因として皮脂分泌の異常、ビタミンB2の不足(先天性の場合もあります)、バランスの悪い食生活、飲酒、過労、ストレスなどがあります。
お肌トラブルの対処法
化粧品などでトラブルを感じたら、ただちに洗い流してください
かいたり、こすったりなど絶対にしないように注意してください。
赤みやほてりがある場合は冷たいタオルなどで冷やしてください。
お肌にトラブルがあるときには紫外線を避けてください。
紫外線を長時間受けてしまった方は、赤みやかゆみが出る前に、冷たいタオルでお顔を冷やしてお顔熱を取ってから洗顔などを行うと、事前にお肌トラブルを防げたり軽症に抑えられます。
以前スチームタオルの作り方を紹介しましたが、同じ作り方で冷蔵庫で冷やしてご使用ください
アルコールや刺激物の飲食は避けるようにしてください。
お肌がよくトラブルを起こす方は、事前にトラブル用の化粧水か乳液をご用意しておくといいです。
洗顔後、保水はしたいですよね
なので、無添加化粧品や界面活性剤不使用の化粧品、アトピー・アレルギー専用の化粧品などのお肌に負担のかからない商品で一時的にケアーしてあげてください。
症状の酷い方は自己流の診断をせず、必ず専門医にご相談ください。
そして、原因をはっきりさせ再発を防止することも肝心です。
今回はお肌トラブルについてでしたが・・・
ちょっとしたまめ知識程度の参考にはなったのでしょうか・・・
次回はリンパや血行を良くする体全体のマッサージをご紹介したいと思います
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