盛大な夕立のあと
蝉時雨





車で10分ほどにあるカフェ
パペルブルグへ






魔女の館のような外観は
蔦が絡まり
オーナーのこだわりを
そこかしこに感じるお店です






高い天井の静かな店内も
見応えがあって
一気に
非日常の世界に






ご一緒したのは
花のアレンジなどの本業の傍ら
古民家での読書会を企画されたり
お味噌の会を開いたり…
地域のお仲間と組んで
様々なマルシェにも出店されている
kuroroさん


パペルブルグさんも
そのお仲間の一人です







わたしは
子供のピアノ教室で知り合い
本好きの共通項から
親しくさせて頂いています


ブログをしていない
リアルの友人で
こはるの本を
自ら手元に迎えて下さった方


kuroroさん主催の
2月の読書会の際
「頑張ってこはるを本にするね」
と決意を伝えていたので


完成をインスタで知ると
ほんとうに喜んでくれて
すぐに注文下さって


「本について色々話そう〜」と
パペルブルグでの
ふたり読書会を開くこととなりました



ティータイムだったので
美味しいデザートをいただきながら






おもむろに
こはるの本を鞄から出してくれて





夕飯の仕度前のタイムリミットまで
熱く語らいました



本ができるまでの道筋
文章の書き方
推敲について
など
本好きさんの視点で
ディープな話をたくさん


そして


「WEB上でも読ませてもらってるけど
あの冷たい箱の中から
紙の本として
こうして出てきたのを読むと
暖かみがあるね〜
よく本にしてくれた!」


と言ってくれて
ほんとうにうれしかった


本になったこはるは
もうわたしの手から放さなきゃ
いつまでもそこに固執してちゃダメだ


そう思わなきゃ、と


この一ヶ月
知らんぷりして
本に関することは
意識しないようにしていたけれど


やっぱり
手元で開いて読んでくれた人が
どんなふうに感じているのか


怖いけど
知りたかったのだと思います


kuroroさんが
言葉にして
たくさんの感想を
まっすぐに伝えてくれて


自分でもびっくりするくらい
泣きそうなほど
うれしかったです


本にできただけでも
じゅうぶんなはずなのに
欲をかくなんて


情けないやら
恥ずかしいやら


格好つけて文章書いても
所詮
ビビりでちっちゃな人間で


なんだかなぁと
呆れて笑えます


ふたり読書会
できてよかったです


それをきっかけに


あらためて
皆さんからいただいた
コメントやメッセージも
読み返すことができました


ふわふわして
地に足がつかなかった当初より
さらに心に響いて


こはるの本が
僅かでも
ちゃんと
届いているんだ、と
ようやく
実感できました



ほんとうに
ありがとうございました


溶けそうな酷暑が続きます


お体労りながら
よい夏となりますように