「でね、その子が面白いの…ん?」


「どうした?」


私はしゃがみこむとそれを摘み上げた、


「おっタンポポの綿毛か」


「うん、私これ好きなの」


私はこのふわふわの綿毛が大好きでよく小学生の頃いっぱい摘んだ覚えがある。


ふっ、と一息ですべて飛んでいってしまった、種をつけまた違った場所で、花を咲かせ実を結ぶ、それが3

年生の私たちにだぶってしまい、少し泣きたくなってしまった。タンポポの綿毛のようにみんな離れ離れになってしまうのだろうか?


「ん?ばかだなぁ髪に綿毛ついてるぞ?」


彼が私の髪に触れた瞬間、もう気持ちを抑えることが出来なかった。


「ねぇ直樹はずっと私と一緒にいてくれる?」


「う゛っいきなり泣き出して何を言い出すんだお前は……でも、一緒に居るからなこれからも。」


私はしばらく直樹の胸で泣き続けた。

「ねぇ、前から気になることがあるんだけど…」

「ん?」

「たまにプレゼントくれるけど…あれって何かの記念だった?」

「え゛っ」

「”え゛っ”って何?気になる」

「いやいや、あれは単なる僕の気持ちですよ。」

「ふーん…気になるなぁ」

実は言葉に偽りは無い、ただ彼女の笑顔を見たいそれだけだった。


実のところプレゼントはパチンコの景品だったりするのは、いえない秘密です(汗

「ねぇ、君、名前は?」



この言葉を言うたびに私は現実に呼び戻される。

もう何ヶ月になるだろうか・・・夢の中でいつも一緒に居るあの子。


顔もはっきり覚えているのになぜだか名前だけがわからない、

何度も聞こうとするたび夢から覚めてしまう・・・ 近頃、起きてもあの夢のことばかりを考えている。


「ねぇ、君の名前を教えてよ・・・」



でも、あの子の名前を聞いてしまったらもうあの子ともう会えない気がしてしまう。そんなことを考えながら、今日も私は眠りにつく。



心電図の音の響く病室のなかで。

これも、とあるTRPGサイトのキャラクターです。

なぜメイドなのでしょう・・・・・私にもわかりません(=TェT=)

まぁ可愛ければいいのかな、もっと可愛いキャラが描けるようになりたいです♪


とあるTRPGサイトで使用していたマイキャラ♪

口癖はふみゅ~とかうみゅ?とか言ってました。

あぁまたTRPGしたいなぁ~^^


ちなみに自作画ですw