10年前の今頃…
テレビの映像は恐ろしい瞬間を
絶え間なく流していた…
2011年3月11日
14時46分
東日本を襲ったマグニチュード7.9の大地震から
大きな津波を引き起こした
未曾有の大災害…
たくさんの人が亡くなり…
多くの物があっという間に姿をかえてしまった
『東日本大震災』から
10年の今日。
皆様はどう過ごしましたか?
私は大切な友達と
大切な時間を過ごしました。
淡路島へ持っていく
諭鶴羽神社の大祭の護摩木を受けとりながら
ならば
一緒に追悼の意を込めて
観音様信仰発祥の『長谷寺』へ行こうと
法螺貝を持って出掛けました
大切な日ですが
境内には3組ほどのお客様が
お参りにきていた程度…
昨年はお一人がみえていた程度なので
今年は
10年という節目の年だから
少し増えたのかなぁーと
思いました
ちょうど14:46
二人で観音様の前に置かれていた
鐘を鳴らし手を合わせました
どれだけの人が
この時間
手を合わせ目を閉じていたのでしょう…
どれだけの人が
東北に向けて亡くなられた方の魂…
そして今もなお
取り除けない思いをされてる方に
意識を向けたのでしょう…
その場には2人だった瞬間でしたが
あの人はデスクで…
あの方は御太鼓を鳴らして…
あの人たちはギターを鳴らし…
そしてあの方がたは舞を舞う…
さまざまな場所でさまざまな祈りを
東北に向けて届けていたのを感じました。
私達は
ありがたいことに
観音様の前でその瞬間を向かえることができ
鐘の音の響くなか
祈ることが出来ました。
そのあと
まだ人前で吹くには
申し訳ないくらいの法螺貝の音を
東北の方に届くように
心を込めて奏上させていただきました…
悲しい気持ちで法螺貝を吹くよりも
この地球が穏やかであるよう…
たくさんの人が幸せだと目を閉じ
大きく息を吸えるよう…
少しでもこの時間が
よい時間であったと思えることが
起こるよう…
そんな波動が流れるように吹きました。
そのあと
二人で黙祷すると
穏やかで優しい風が頬に当たり
頭を撫でるように通りすぎていきました…
祈る氣持ち…
その瞬間を過ごしてる仲間と同調した氣持ちでした
悲しみだけじゃない
よい時間の波動を送ろう…
よい時間を過ごさせてもらった
この感謝の氣持ちが
よい波動で流れますように…
今日のこの時間を悲しみだけではなく
過ごせるよう…
よい時間をありがとう…といえますように…