こんにちは!幼心の君です!
前回の『怪物はささやく』はダーク・ファンタジーで暗めだったので今回はもっと明るい本を!ということで用意いたしました。とはいえ、底なしに明るい本でもありません。光と闇が入り混じった、不思議なファンタジーです。
さて、その題名は。”一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事”シリーズ第一巻、『二番目のフローラ』。イザボー・S・ウィルス著、杉田七重訳で、私の大好きな佐竹美保さんが絵をかいておられます!この方は何かと私の好きな本に絵を描いておられます。『魔使いの弟子』や『ネシャン・サーガ』etc. 何度も出あううちに好きになっった、お気に入りのイラストレーターさんです。
話がそれてしまいました、本の話に戻りましょう。
上に乗せているようなハードカバー上下で構成されております。後に続く『怒りのフローラ』『本当のフローラ』なども皆同じです。1冊自体は決して分厚くないので、気軽に読めると思います。
さて、あらすじです。
フローラは魔力を持つ執事が屋敷を切り盛りする国・カリファのクラックポット屋敷に住む少女。とはいっても、執事はいない。ママが昔追い出したのだ。1万1千も部屋があるのに、執事なしで手入れが行き届くわけがない。屋敷は使えない部屋ばかり、トイレですら屋敷のは満足に使えない。おんぼろのエレベーターはどこに行くかわからないから乗ってはいけない。そこらじゅうにガタがきていた。
ある時フローラはエレベーターに乗ってしまう。案の定知らない場所に出た。一面に並ぶ本からすると図書室らしい。フローラは部屋を見渡した。すると追い出されたはずの、見るも哀れな魔法執事の姿が、そこにあった。
魔法執事は生命力を分けてくれたらこの屋敷をまた綺麗にしてみせるという。フローラは言われるがままに生命力を分け与えた。すると、どんどん自分の存在が薄まっているではないか!フローラはどうにかするために、親友ウードと動き出すが―――――?
また長くなってしまいました。すいません。
ボロボロの屋敷と、気のふれた父親。生命力を吸い取っていく魔法執事。フローラははたして助かるのか、なぜフローラは2番目なのか。読み進めるうちにたくさんのことが明らかになっていきます。不思議な世界といろんな屋敷の魔法執事にわくわくさせられる、夢にあふれた本です。
ちょっと疲れてて、違う世界に行きたいなーとか思うときに読むと多分元気が出ると思います。なぜだかほかのファンタジーにない不思議なオーラを纏っていて、とても面白いです! 気になる方は読んでみてはいかがでしょうか?

