🌸【第4章】ブリコラージュフラワーとの出会い、そして未来へ

 

「花を仕事にしよう」と決め、ブライダル装花の世界に飛び込みました

華やかに見えても、現場は過酷そのもの

考える時間もなく、ひたすら作る・作る・作るの毎日でした

 

休みの日も花のレッスンに通い

やがて仕入れも任され、睡眠時間を削っても花を触るような生活

2度と戻りたくないほどハードでしたが

短期間で技術を磨き、花の目利き力を養うことができました

 

その経験をもとにフラワーアレンジメント教室を開き

15年間、多くの方に花の魅力を伝えてきました

 

けれど、長く続ける中で感じたマンネリ感

「もっと、生徒さんが生きている花を楽しめるレッスンをしたい」

そんな思いを抱いていたとき、図書館で出会った一冊の本

『ブリコラージュフラワー』

 

軽い気持ちで体験レッスンを受けてみたところ…

心が震えるような衝撃を受けることになりました

 

初めて見たブリコラージュフラワーは、ただの寄せ植えではありませんでした

植物同士が重なり合いながら、それぞれの個性をそのままに魅せる不思議な世界

根がついているからこそ生まれる自然な凹凸は、風景そのものの立体感を思わせました

 

ひと鉢の中に野原を閉じ込めたような豊かな景色が広がり、

フラワーアレンジメントのように華やかな寄せ植え

その奥深さに心を奪われました

 

 

最初の頃は自治会館を借りてレッスンをしていました

友人のケーキ屋さんに花を置いてもらったり

駐車場を借りて販売をさせてもらったりと、たくさんの人に支えられてきました

 

「いつか自宅で教室をして、焼菓子を置いて恩返しができたらいいな」

と口にしながらも本気で動けないまま、気づけば日々が過ぎていきました

そんな時でした

お世話になっていた店主さんが、突然亡くなられたのです

恩返しができなかった後悔

もっと感謝を形にしたかった

 

口だけで動けなかった自分が情けない

悔しくて悲しくて、心がいっぱいになりました

 

そして、ふと頭に浮かんだのが、あの言葉

「明日やろうは、馬鹿野郎」

 

私はもう、明日を待たないと決めました

『いつか』ではなく、『今』やる


そう心に誓い、自宅での教室づくりを本気で始めました
教室は最大3名までの少人数制

季節の移ろいを感じながら、1年をかけて花と暮らす「1年間のコースレッスン」を大切にしています

花の色や香り、手触りを通して、自分の内側と向き合う時間


また、現在も保育士として子どもたちと関わっているからこそ、

年齢や性格、背景の違う生徒さん一人ひとりの心の状態に寄り添いながら

その人らしい「花の表現」を引き出すことを意識しています

 

ブリコラージュフラワーを通して伝えたいのは

やらなかった後悔より、やってみた満足を

いつかを待つより、今日の一歩を愛おしく

 

家族を優先して自分のやりたいことを我慢してきたあなたへ

そろそろ、やりたいことをやってみませんか?

 

花は比べない「きれいに作らなきゃ」「正しくなきゃ」なんて思わなくていい

木花Flowerでは、花の色や香りに触れながら、ただ『今の自分』に戻る時間を大切にしています

「自分の好きな色でいいんだ」「誰かと比べなくていいんだ」

そんなふうに、自分を少しずつ取り戻していける、そんな教室です

 

そんな花のように、自分の人生を自分の色で咲かせる人を増やしたい

木花Flowerは、その最初の一歩を踏み出す場所でありたいと思っています