ゆず は定員6名の小さな施設です。

 

 

「家庭的」という高評価をいただきますが

 

 

少人数だからの悩みもあります。

 

 

今回入居された方、まだまだ不安なのでよく喋ります。

 

 

皆さん、自分の立場を作るのに、最初は一杯喋ります。

 

 

今度の方は唯一の男性ということもあり

 

 

他の方も注目しているし

 

 

話題もいつもと違うので

 

 

一人の入居者さんが

 

 

「あんた、いろいろ言うもんで嫌われるだよ!」

 

 

オット~

 

 

「わし、嫌われてるだか?」

 

 

私「そんなことないよ、大将の私が嫌い・・じゃあないって言ってるんだから大丈夫だよ。」

 

 

私のことは「大将」って呼ぶんです。「あんたの顔は知ってる、大将だもんな。」

 

 

「だって、この人がそう言うんだから・・・」

 

 

私「皆が言いたいことを言えるのがここのいいとこなんだから、いいたいことを言っていいよ。この人も私に向かっていいたいことを言ってるだけだから・・」

 

 

やれやれ

 

 

気を使います。

 

 

でも、新しい入居者さん、明るいおしゃべりさんなので助かります。

 

 

本当にいいたいことを言い合えます。

 

 

私「おはよう!私は誰だ?」

 

 

「見たことある人だなあ~誰だっけ?ああ、大将だ。」

 

 

私「そうそう、大将の顔忘れちゃ駄目だよ。」

 

 

「忘れんよ~ところで、あんた幾つだ?」

 

 

私「女の人に年を聞いちゃあいかん。」

 

 

「そうか~おれ、気になることはすぐ聞いちゃうもんで・・ごめんね。」

 

 

スタッフが「掛け合い漫才ですね」と、笑います。