​こんにちは。またはこんばんは。
カサンドラ症候群に陥っているみなさま
あるいはご家族に発達障害もちを抱えたみなさま
今日もほんとにおつかれさまです。

今日は、私が家族について考えていることを
書き留めてみます。

私は、どんな家族も何かしらの問題を抱えていると
思っています。
病気、介護、同居、子育て、学習面、金銭面
などなど…
その中に、夫婦間の問題点があって
カサンドラ症候群だけでなく、
モラハラ、DV、浮気、セックスレスなどなど…
様々な問題があるのではないでしょうか。
それぞれの人が、それぞれに悩みを抱えています。

だから、もしかして…

私は「カサンドラ症候群だから」
辛いわけではない??

と私はある日思いました。
もしかしたら、あなたも、そうかもしれません。

私は決して「辛いと思ってはいけない」
と言いたいわけではないです。
辛いものは辛いし、しんどいものはしんどいので、
その感情は受け入れるべきだと思います。
辛いよーってわんわん泣いたり
死にたくなるほど落ち込みましょう。
私もうつ経験があるので、
落ち込む辛さもわかります。
ただ、ほんとに死ななかったら何とかなるので、
落ち込む感情がある自分を責めたりする必要は
全く無いと思います。

カサンドラ症候群はコミュニケーションがうまくいかないことにより起こる状態です。
それも、最愛の夫に! 
一番わかり合いたい人と分かり合えない辛さは、
体験した人でないとわかりませんよね。
だから、辛いのは当たり前だと思います。

私はカサンドラ症候群でしたが、
離婚の理由はDVが原因になります。

元夫は、職も転々としていたし、ADHDもあった。
それでも好きでした。
ただ、彼は自分がうまくいかないとき、
私に暴言を吐くんですよね。
彼の特性故、自己防衛やパニックのとき
暴言が出るようでした。
けれど、私にはそれが耐えられませんでした。
市役所の相談窓口に行って、相談員さんに
「それはDVですよ。」と言われたとき、
私は、発達障害だけが原因ではなかったんだ、
とほっとしました。

と、同時に…
発達障害もちの人みんながみんな
暴力をふるうわけではないので、
私とは違う「夫からの暴力がないカサンドラ症候の人」が羨ましくなりました。

暴力振るわないならいいじゃないの?
ちょっと話が通じないだけなら自分が夫へのコミュニケーションの取り方を変えればいいじゃないの?
カサンドラ症候群でもちゃんと働いてお金稼いで帰ってくるなら我慢すればいいだけでしょう?

と、それはもう、
いくらでも羨ましい気持ちが湧き、
妬ましくなったのです。

当然、そういうマイナスの感情が沸く自分も
嫌だったし、マイナスの感情を沸かせる
原因の夫を怨みました。

私が求めていた家庭を築くことができなかったのは、あなたのせいだと言い切って、
彼をズタズタに傷つけたいと思いました。

でも、そんな事吐き出すこともできず
物や人に当たる事もできず
再度うつに陥るわけにもいかず
ひたすら感情を無にして過ごしました。

結婚生活の全てが終わった今、私は、
私の家庭が抱えた問題が、たまたま
「カサンドラ症候群」であり、
「DV」であったのだと思うようになりました。

私が抱える問題は、もしかしたら、
「同居」だったかもしれない。
「金銭面」だったかもしれない。
「浮気」だったかもしれない。
それがたまたま「カサンドラ症候群」だった
だけなのかもしれないのです。

先日、子どもが二人いて、
優しい旦那と両親と暮らす専業主婦の友人に
「いいなあ。シングルマザーって言っても、
仕事あるから稼いでるんでしょ?
羨ましい。うちはお金ないよ〜。」
って言われたとき、私は
「いいなあ。専業主婦できて、
優しい旦那がいて、
子どもが二人いるんだから、
心底羨ましいなあ〜。」
って言いました。
幼稚園からの友達で、
お互い苦労したり悩んだりしてたことも知ってて、
気心知れているから言える言葉ですが。

要は、人間って
ないものねだりしちゃうものなんだな、
ということです。

と、ここまで読んで、

わたしよりDVが軽いからそんな事言えるんだ。
とか
仕事があるシングルマザーだからだな、ら
とか
カサンドラ症候群を抜けたからそんな事言えるんだ。
とか
思った人いますか?
でも、きっと、
わたしもあなたの何かしらが羨ましいのです
泣くうさぎあせる

妬み嫉みがあるのは当然。
ただ、それを言い訳にしたり、他者や自分への攻撃のタネにしたりさえしなければいいと思います。
長い人生ですから、
落ち込む期間があってもいいと思います。


まだまだ私も発展途上ですが、
自分の人生、自分のものにしていきましょう。
楽しみましょう。

kono